【新潟新馬戦】ハーツクライ産駒ホウオウサーベルが快勝! 16年オークス3着馬ビッシュの半弟

スポーツ報知

 11日の新潟5R、2歳新馬(芝1800メートル=14頭立て)は、ハーツクライ産駒のホウオウサーベル(牡、美浦・奥村武厩舎)が直線で抜け出し、後続に3馬身半差の完勝。単勝オッズ1・4倍の断然人気に応えて初陣を飾った。勝ち時計は1分48秒4。

 ミルコ・デムーロ騎手を背に好位3番手に取り付くと、新潟の長い直線で他馬を圧倒する走りを披露。メンバー唯一の上がり3ハロン33秒台(33秒8)を繰り出し、逃げ粘った10番人気の2着馬マイネルエキサイト(木幡巧也騎手騎乗)に3馬身半差をつけた。

 同馬は母バランセラで、16年オークス3着馬ビッシュの半弟。17年のセレクトセール1歳セッションで1億3500万円で落札された。

 騎乗したミルコ・デムーロ騎手は「余裕だったね。道中も余力十分。追い出してからも手応えが良くて、最後までしっかり走ってくれた。今後が楽しみな馬だね」と好感触。管理する奥村武調教師は「まだまだ良くなっていく段階だけど、競馬を教えることを意識しながら内で我慢をして、ひと息入れてから追い出すという内容のある競馬をしてくれた。ゆくゆくは切れそうなタイプ」と初陣に納得の表情だった。今後は放牧で英気を養う。

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