【中山5R新馬戦】ノヴェリスト産駒ケンデュークが1番人気に応えて初陣飾る 田辺「最後まで一生懸命走ってくれた」

スポーツ報知
優勝したケンデューク

 17日の中山5R・2歳新馬戦(芝1200メートル=16頭立て)は、ノヴェリスト産駒のケンデューク(牡、美浦・久保田貴士厩舎)が、1番人気に応えてデビュー勝ちを決めた。近親にはG1で3勝を挙げたマンハッタンカフェがいる。勝ち時計は1分9秒8。

 好スタートを決めながら、道中は無理に行かせず5番手に控えた。前半600メートル通過33秒9と速いペースのなか、しっかりと流れに乗り、直線では長く脚を使って逃げ粘るバカラクイーンを首差とらえた。

 田辺騎手は「気がすごく良くて、それがよかった。(距離は)忙しい感じだったが、馬が真面目で最後まで一生懸命走ってくれた。適性は使っていって見極めていくと思う。正直、短距離っぽくはない」と、冷静に分析した。

 久保田調教師は「1200の距離でしたが、スピードだけの競馬じゃなく、控えて最後を伸ばしていい内容だった。本当はもっと長いところに行きたいと思っていたが、小柄(422キロ)なので、体力的に1800や2000はきついと判断した。今後はひと息入れて、もう少し成長を促したい」と語った。

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