スイープセレリタス、前日重賞制覇の僚馬グランアレグリアより速い時計で未勝利戦V!母スイープトウショウにも騎乗した池添「今後が楽しみ」

スポーツ報知
母の背中を知る池添に導かれたスイープセレリタス(右)が好時計でV

 グランアレグリアに続いて、藤沢和厩舎から、楽しみな2歳牝馬が勝利を挙げた。7日の東京2R・2歳未勝利(牝馬限定、芝1600メートル)を制したのは、3番人気のスイープセレリタス(父ハーツクライ)。母スイープトウショウをG1・3勝に導いた池添を背に、好位から抜け出すと、2着に1馬身1/4差。危なげない走りで、2戦目で勝ち上がった。

 勝ち時計は1分33秒8。馬場の変化にペースの差はあるものの、僚馬グランアレグリアの土曜のG3サウジアラビアRCの勝ち時計を0秒2上回る好時計だった。鞍上は「新馬戦(5着)を使って馬が良くなっていた。無理せず位置を取れて、抜け出してからも集中していた。まだ緩いところがある馬で、今後が楽しみ」と期待十分だ。

 04年秋華賞、05年の宝塚記念、エリザベス女王杯を制した母だが、産駒はJRAで2勝が最高成績。「6月(5日)生まれだし、慌てることはない。今後についてはこれから考える」と藤沢和調教師。どこまで出世していくか、注目だ。(川上 大志)

競馬

×