【JBCレディスクラシック】アンジュデジール、G1初制覇!横山典騎手が雄たけび「関東のジョッキーもここにいるぞー!」
スポーツ報知
◆第8回JBCレディスクラシック・Jpn1(11月4日・ダート1800メートル、京都競馬場、良)
JRA史上初となる1日G1・3競走が4日、京都競馬場で行われた。JBCレディスクラシックは6番人気のアンジュデジール(横山典)がG1初制覇した。
ベテランの絶妙な手綱さばきで、アンジュデジールが初のビッグタイトルを手にした。大外枠発走も、横山典はスタートしてすぐに先行4頭の後ろにエスコート。内ラチぴったりの5番手で最初のコーナーを迎えた。馬群をさばきながら4角を回ると、ラビットランとの追い比べを頭差で制した。
鞍上は「行く馬が何頭かいて、離されないようにと考えていた。一番いいところに入れた」と、してやったりの表情。中央で初開催だった“ダートの祭典”を最高の結果で締めくくった50歳は「関東のジョッキーもここにいるぞー!」と珍しく雄たけびを上げた。
◆アンジュデジール 父ディープインパクト、母ティックルピンク(父フレンチデピュティ)。栗東・昆貢厩舎所属の牝4歳。北海道浦河町・辻牧場の生産。通算17戦6勝(うち地方8戦3勝)。総収得賞金は1億9152万2000円(うち地方1億1490万円)。主な勝ち鞍はエンプレス杯・交流G2(18年)、スパーキングレディーC・交流G3(17年)、マリーンC・交流G3(18年)。馬主は安原浩司氏。