【東京新馬戦】金子真人氏所有のカヌメラビーチがV ルメール「さすがロードカナロアの子で乗りやすい」

スポーツ報知
東京6Rを勝ったカヌメラビーチのパドック周回

 11月10日の東京6Rの新馬(芝1600メートル、12頭立て)は、ロードカナロア産駒のカヌメラビーチ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)が1番人気に応えて、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分36秒7。

 好スタートを切り、前をマークしながら3番手を追走。残り300メートル付近で危なげなく抜け出すと、外から追い込むロードリッチを3/4馬身差抑えてゴールした。

 騎乗したルメール騎手は「長くいい脚を使った。距離は1800メートルまでいける。さすがロードカナロアの子で、すごく乗りやすかった。他の馬をちょっと待ったが、併せてからはよく伸びた」と乗り味を褒めた。管理する須貝尚介調教師は「ホッとしたよ。東京まで連れてきたから。まだ子供だけれど、よく頑張ってくれた」と安堵(あんど)の表情だった。

 同馬は父ロードカナロア、母メジロツボネ(父スウェプトオーヴァーボード)という血統。馬主は金子真人ホールディングス(株)。1歳上の半兄グローリーヴェイズ(父ディープインパクト)は2勝を挙げ、今年の菊花賞で5着に入っている。

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