【京都6R新馬】8番人気のカフジストームが逃げ切りV 高倉「迷いなくハナに行った」

スポーツ報知
カフジストーム(左)がシャイニーロックとの叩き合いを制す

 11月10日の京都6R・2歳新馬(ダート1800メートル=15頭立て)は、8番人気のカフジストーム(牡、父ヘニーヒューズ=栗東・湯窪幸雄厩舎)が逃げ切って初陣を飾った。勝ち時計は1分54秒1。

 スタートをうまく決めると、そのままハナへ。前半1000メートル通過64秒3のスローにうまく落として進めて、直線はシャイニーロックとの長い叩き合い。頭差のリードをしのぎきって、勝利を収めた。高倉稜騎手は「追い切りでいい動きをしていたし、返し馬に行ってからも新馬にしてはバランスのいい走りをしているなと感じました。ゲート次第で考えようと思っていたけど、兄姉と違って軽い動きをしていたので迷いなくハナに行きました。ペースも楽でしたね。お兄ちゃんも頑張っているので、少しでも近づけるように頑張ってほしいです」と、半兄にダート重賞馬カフジテイクのいる良血の成長を願った。

 重賞ホースの兄も管理した湯窪幸雄調教師は安どの表情。「ホッとしたのと、1800メートルをこなしてくれて良かったなという気持ちです。負けると、兄みたいに1400メートルくらいになるかと思うのでね。これで、長い距離でもいけそう」と今後を楽しみにした。

 2着には11番人気のシャイニーロック(富田暁騎手)が入り、1番人気のウインプラウド(モレイラ騎手)は4着だった。

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