【東京スポーツ杯2歳S】ヴァンドギャルド、勝って出世街道進む!

スポーツ報知
初戦から高い能力を示したヴァンドギャルド

◆第23回・東京スポーツ杯2歳S・G3(11月17日・芝1800メートル、東京競馬場)

 「クラシックの登竜門」と呼ばれる東京スポーツ杯2歳S・G3(17日、東京)でヴァンドギャルドが出世への道を切り開くか。9月の阪神デビュー戦では1馬身1/4差で勝ち上がったが、狭いスペースを抜け出しての完勝だった。当時の3着馬メイショウショウブは先週のデイリー杯2歳Sで2着に好走したように、中身の濃い相手に力を示した。「血統的に期待している馬。変わらず雰囲気がいいので楽しみ」と藤原英調教師の期待が膨らむのもうなずける。

 ディープインパクト産駒の牡馬で、母スキアは仏重賞ウィナーという良血馬。14日には栗東・CWコースで10馬身以上も追いかけた古馬のフランドル(5歳1000万)を力強い脚でとらえ、1馬身先着した。2週連続で追い切りに騎乗したCデムーロは「すごくコンディションがいい。センスがある。1800メートルに延びても問題ない」と自信。重賞でも壁はなく、無傷の2連勝を決めてみせる。(内尾 篤嗣)

競馬

×