【東京５Ｒ新馬】アクアミラビリスが快勝　Ｍデムーロ「姉のクイーンズリングにそっくり」

　１１月１７日の東京５Ｒ・新馬（芝１６００メートル＝１４頭立て）は、２０１６年のエリザベス女王杯を勝ったクイーンズリング（父マンハッタンカフェ）の半妹で、ヴィクトワールピサ産駒のアクアミラビリス（牝２歳、栗東・吉村圭司厩舎）が１番人気に応えて快勝した。勝ち時計は１分３７秒２。

　逃げるスイートセントから３馬身ほど離れた２番手を追走。手応えよく直線に向くと、楽に抜け出して先頭に立ち、１馬身１／４差でゴールした。

　騎乗したミルコ・デムーロ騎手は「強かったですね。賢い馬で、何でもできます。クイーンズリングにそっくりで、調教に乗った時にびっくりした。小柄な馬（４２８キロ）ですが、それを感じさせない」と姉妹を比較した。

　姉も管理する吉村調教師は「ジョッキーにお任せしていましたが、新馬戦なので、ある程度前につけてほしかった。１週前追い切りを見て動けそうな手応えはありました。バネを感じさせます。まだ１勝目ですが、この血統で勝てたことはうれしいです」と喜んだ。