【東京４Ｒ未勝利】ハーツクライ産駒ペレが豪快に１着でゴール！　菊花賞２着馬エタリオウの半妹

　１１月１８日の東京４Ｒ・２歳未勝利（芝１６００メートル＝１４頭立て）は、５番人気のハーツクライ産駒のペレ（牝、美浦・奥村武厩舎）が、直線で大外から追い込みデビュー２戦目で初勝利を飾った。今年の菊花賞２着馬のエタリオウ（父ステイゴールド）の半妹。勝ち時計は１分３５秒５。

　道中はじっくりと後方で脚をため、直線で大外に持ち出すと長く脚を使い、最後は先に抜け出したトーセングランを首差とらえた。大野拓弥騎手は「１回使って上積みを感じました。外、外を回された展開でしたが、最後もきっちりいい脚を使ってくれた」とうなずいた。

　奥村武調教師は「ハーツクライ産駒らしく長くいい脚を使ってくれた。距離も融通が利きそう。（今後は）ひと息入れて、２月の東京開催あたりで」と、焦らずに成長を促していく考えだ。