【次回注目馬】中団から脚を伸ばしたステイフーリッシュ 来春の飛躍へ収穫ある3着

スポーツ報知

◆ステイフーリッシュ(12月1日、阪神11R・チャレンジC・芝2000メートル=3着)

 スタート後は無理に出して行かず中団で折り合いに専念。目立って力むところもなく、いいリズムを保ったまま4コーナーを迎えた。エアウィンザーの仕掛けに合わせるようにゴーサイン。勝ち馬の決定力には及ばなかったものの、ゴールまでしっかり脚を伸ばして3着争いを制した。

 タフな流れを2番手から押し切った京都新聞杯のイメージが強かったが、こういうレースができれば幅も広がってくる。藤岡佑介騎手も「来年につながる内容だったと思います」と収穫を強調した。

 身体能力の高さは折り紙付き。精神面の成長が伴ってくれば、近いうちに完全復活のシーンが見られそうだ。(吉村 達)

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