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東京が始まる(美浦)

2017年1月27日21時4分  スポーツ報知 Link

 こんにちは。牧野です。本日はJRAの本部で仕事をしてから会社へ。いろいろ業務がたんまり残ってて、グッタリしているところではあります。

 さて、年が明けて間もない頃だったか。久しぶりにKステーブルのK社長から電話があって、都内でメシを食べることになったんです。K社長は会社を息子に任せて、そろそろ南の島で隠居しようかと考えているところでして。気分良く南国から戻ってきたかと思っていたら、なぜか少し機嫌が悪かったんです。

 というのも、現地で身に降りかかった事件に納得していなかったようでして。事件の場所は那覇に構えた自宅近くでのこと。まだ生活用具も十分にそろっていなかったせいか、夜遅くに軽装のまま車に乗ってコンビニへ出掛けたらしいんです。携帯電話でしゃべりながらハンドルを回していたところ、パトロール中の警官に遭遇。すぐさま検挙されたそうです。潔く違反を認めたK社長でしたが、免許証の提示を求められて再び困惑。さすがに軽装のまま迂闊に飛び出してきたため、免許は不携帯だったんです。一度にダブルの違反。自らの軽率な行動を後悔するばかりでしたが、免許証の確認をするため、警官を伴って自宅まで戻って来た時にK社長を怒らせる事件が発生。帯同した警官から「今回は特別に免許不携帯は免除しますから……」と予想外の言葉が出てきたという。愚直にも曲がったことが大嫌いなK社長は逆に怒り心頭。「特別に、って何よ!」。潔くダブル違反を認めたのに、ひとりの警官の権限で免許不携帯を免除した行為に憤りを覚えたという。バカ正直といえば、それまでなんですが、後日K社長の弁護士が管轄の警察署に行くと、「そんな(違反免除の)事実はございません」と言われたという。話を盛るタイプの社長ではないので、ワタクシは真実だと思っているんですが、その警官もかなり面食らったことでしょう(汗)

 ということで、そのK社長が所有する【サンチェサピーク(牡、父ヴァーミリアン、母マスターギラティナ)】が今週28日の東京・ダート1600Mに出走します。「うちの馬にルメールに乗ってもらうような馬はいないんだけどな~」とK社長は謙遜気味でしたが、加藤征調教師によれば、「ヒザから下の動きが大きいので、ペースが上がった時がどうか。ただ、300万円の馬とは思えない動きをする」と手応えがあるようでした。スピード違反?級の走りを見せられるか。ライバルは評判のいい【ワイルドカード(牡、父ストリートセンス、母パーフェクトチャンス)】かと思われますが、はたしてどうなるでしょうか。

 さて、3歳馬情報は鹿戸厩舎から。京成杯で7着に敗れた【サンティール(牝、父ハービンジャー)】はフラワーCを視野に調整を進めているようです。「使った後も傷んでいない。頭を上げたときにスタートが切られて、タイミングが悪かった。あれでも勝ち馬から0秒4差まで来るんだから能力はあるよ」と鹿戸師は巻き返しに自信あるようでした。10月の新馬戦を勝った【レッドルチア(牝、父ディープインパクト)】は蛯名JでクイーンCに向かうそうです。25日に美浦入り。「体はあんまり増えていないけど、週初めにNF天栄で速いところをやってきたけど、いい感じだった」と鹿戸師の感触は良さそうでした。

 これからデビューを目指しているのは【ベストアクター(牡、父ディープインパクト、母ベストロケーション)】。「まだまだ先になるかな。ゲート試験を受かったばかりだけど、体質が弱い。母さんも体質が弱かったから。新馬の最後の方で使えれば」とのことでした。【レッドアメリア(牝、父ディープインパクト、母ジューシージーン)】に関しても、「こちらもゲート試験を受かったばかり。だいぶゲートは手こずった。速いところをやってから。どのあたりを使うか考えたい」と鹿戸師でした。今週は28日の東京・ダート1600Mに出走するのが【フジワンキララ(牝、父スウェプトオーヴァーボード、母タイキシフォン)】。「Wコースでの動きも悪くはなかった。性格がいい馬。初戦からやれてもいい」と感触は良さそうでした。

 ほかでは畠山吉厩舎でも有望な馬が出てきました。先週の若竹賞で2勝目を挙げた【ウインブライト(牡、父ステイゴールド)】はスプリングSに向かうそうです。「心身ともに良くなっている。速い流れはなかったけど、。折り合い面の心配もなかったし、レースぶりも良くなってきた。いろんな面で一段階あがってきている」と畠山師の感触はだいぶ良さそう。今週のセントポーリア賞には2頭が参戦。【ジュンヴァリアス(牡、父デュランダル)】の方は、「東京を目標に仕上げてきた。まだ緩さが目立つけど、それだけ伸びしろもある。立ち回りはあまりうまくないので、直線の距離が合った方がいい。左回りばっかり使っているけど、左右の回りは関係ない」とのこと。【アルジャントゥイユ(牡、父ダイワメジャー)】に関しては、「こっちも器用な方ではないので直線が長い東京の方が合いそう。出していくよりしまいを行かす方がいい。馬は良くなっているので、もう少し頑張って欲しい」と期待していました。また、菜の花賞で7着だった【ラーナアズーラ(牝、父パイロ)】はエルフィンSか春菜賞の両にらみ。「前走は直線でまったく追えなかったし、競馬にならなかった。器用に立ち回れないので中山より広い東京や京都になる方がいい」とコース替わりに期待していました。

 本日は以上です。では、また。

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