注目の良血は(美浦)

2017年2月4日20時27分  スポーツ報知 Link

 こんにちは。牧野です。府中は本日も競馬日和。ですが、馬券はかなり曇りがちでございます……。

 みなさんの周囲にも妄想癖の方っているかと思いますが……。半年前だったか。競馬好きの大将が池袋で営んでいる寿司屋へ、仕事仲間何人かで顔を出した時のこと。L字カウンターの隅に座ったワタクシの隣には、大阪生まれでスキンヘッドのミスターX(またはT氏という)が着席。常にプラス思考で天然キャラの彼とたわいもない話で盛り上がっていたんですが、酒をグビグビ飲みながら、30分ぐらい経過した頃でした。「さっきからあの女性とちょいちょい目が合うんですわ~。オレのことを好いてるんちゃうかな~。ガハハハァ」とXさんはアゲアゲ状態。どうやら我々と逆サイドのカウンターに座っていた30代風の綺麗な女性をロックオンしていたようなんです。でも、女性の隣には彼氏らしい男性が陣取っている。しかも、あちらもスキンヘッド。「あの女性は絶対オレのことを気にかけてますわ」と、真顔でワタクシに訴えてくるXさんの戯言に仕方なく付き合っていたんです。

 そんな時に別のお客さんが3組ほど入店してきたんですが、どの組にも必ずスキンヘッドの方が1人いたんです。店のキャパは20人ぐらいですが、そこに5人も勢ぞろい。かなりの高確率。店内に忍び笑いがもれてくる。芸人さん風に言えば、「なんて日だ!」と叫びたいところでしょうが、ミスターXは困惑気味に「これじゃライバルが増えちゃいますわ~」とうな垂れる。ロックオンした女性の好みが確実にスキンヘッドだと思い込んでいる彼の妄想癖は最後まで止まりませんでした。

 さて、POG的に本日注目の新馬戦は東京5Rの芝1800Mだったかと思われます。ブログでも何度も取り上げてきた【モクレレ(牡、父ディープインパクト)】は2番人気で結果は6着。「なんだかんだ言っても能力の違いで勝っちゃうんじゃないの」と妄想していた記者も少なくないんですが、パドックでは早くも種牡馬入りをアピール?するかのように馬っけを出しまくり。直線までは思ったよりもスムーズに運んでいたように映りましたが、追い出してから若さも見せていましたし、まだまだこれからという感じでしょうか。戸崎Jによれば、「素質は感じますね。ただ、気性的に難しいところがあって、攻め馬を十分やり切れていない。直線もフラフラしていたし、まだこれから良くなってくると思います」と悲観する感じではなかったです。国枝調教師も「まだ調教はコースでやれていないので、馬も戸惑っていたところがあるのかも。ガッカリするような感じの走りではなかったし、悲観するような内容ではない。これからまだ良くなる余地はありそう」と前向き。これまでの取材の感触からこれで見限るのはまだ早そうですし、今後の成長に期待しましょう。

 5頭も顔を揃えたディープ産駒をシャットアウトしたのは11番人気の【ピサノベルベット(牝、父ヴィクトワールピサ)】でした。松岡Jによれば、「ここに2、3週の調教で良くなってきていた。いいタイミングで出走できたと思う。評判馬はいたけど、自分の中では自信を持って乗った」とのこと。以下は、敗れたディープ産駒について。鼻差2着は【イムノス(牡、父ディープインパクト)】でしたが、大野Jは「スタートはひと息でしたが、それから徐々にリズム良く走れたし、直線の反応も良かった。癖がなくてのりやすい馬です」と感触は良さそうでした。2週連続の除外でようやく入った【レーヌジャルダン(牝、父ディープインパクト)】が3着。「攻め馬に乗った時は非力で使ったからと思っていたけど、直線で他馬と併せてからハミを取って伸びてきてくれた」と丸山Jは想像以上の走りだった感じ。一度は先頭に並びかけた【スイーズドリームス(牡、父ディープインパクト)】が4着。畑端Jによれば、「向こう正面でハミが抜けなかった。直線でも先頭に立ってからフワッとしてフラフラしてしまった。まだ腰が甘いですが、心肺機能はいいものがあるので、これから良くなってくれば」と今後に期待。ワタクシの本命だった1番人気の【レッドヴィクター(牡、父ディープインパクト)】は12着。「前半は上手に走っていたけど、最後は疲れて止まってしまった」と北村宏Jでした。

 続いては、9Rのゆりかもめ賞も振り返っておきましょう。勝ったのは関西馬の【ダノンキングダム(牡、父ステイゴールド)】でした。安田景助手によれば、「右回りだと走りが小さくなってしまうし、右手前で走るのが好きなので左回りの方が合っている。メンコを着けた効果もあって落ち着きが出てきたのもいい」と好感触の様子でした。今後は皐月賞には向かわず、ダービーに向けたローテを組んでいくような感じでした。たぶん、青葉賞あたりになるのかと思われますが、陣営からの発表を待ちましょう。

 直線半ばで勝つと思われた【ウインイクシード(牡、父マンハッタンカフェ)】でしたが、最後は首の上げ下げで鼻差の2着。松岡Jによれば、「行けば行ってしまうけど、そういう競馬をしてしまうと次につながらない。直線に向いても楽だったし、気性もどんどん良くなっている」と成長を実感しているようでした。3着は【レジェンドセラー(牡、父ルーラーシップ)】で、内田Jによると、「カリカリするような面もあるし、まだ緩いところがあるけど、これからもっと良くなりそう」とのこと。ワタクシの本命馬【アーザムブルー(牡、父ディープインパクト)】は5着。柴山Jは「前半は折り合いがついたし、早めに動いていったけど、その割りには反応がなかった」と敗因をつかみ切れない感じでした。

 本日は以上です。日曜は放牧なので、来週の美浦から再び情報をお届けします。では、また。

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