年明けも二千が熱い(栗東)

 こんにちは、山本です。今年最初の金曜日も梅田の会社からの更新でした。とはいえ、昨年末は美浦出張などもありまして、実は半月ぶりの会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、その昨年末の忙しい中、記者仲間であるD社のOクンの自宅へ遊びに行きました。昨年、いや一昨年の夏か、一度行ったことはあったのですが、今回は夏にお子さんができたというので再びうかがうことに。なぜか今回は40歳過ぎの独り身仲間、JRA職員のKさんと2人で訪れました。

 で、初めて子供さんと対面したんですが、よくよく考えると、生後数か月の赤ちゃんと接するということはあまりない。私たち独り身コンビ二人が赤ちゃんを抱いた時のぎこちなさたるや…。ただね、今さらなんですが、子供って可愛いですよね。同じ人間なのかと思えるほどの小さな手や足。まだしゃべれないけど、ちょっと笑ったり喜んでそうな感じの表情はホントに癒やされます。そりゃ、Oクンが親バカとなって、取材中でも我が子の動画を見ながらにやついている(ように見える)のもよく分かる…。

 このOクン、知り合って6年ほどですが、多少ポッチャリとした程度で見た目に大きくは変わっていない。他の記者仲間もそんな感じです。ただ、子供の成長って残酷に時の流れを教えてくれます。6年なんて経てば、この可愛い赤ちゃんもランドセルを背負って、勉強なんてしているでしょう。この家族だけではありません。最近は飲み仲間の子供さんが社会人になった、当時は小学生だったのに…、みたいな話が増えた増えた。一方、ワタクシは何をやっているのやら…。やはり、今年も前振りはこんなオチに行き着いてしまいます。

 ということで、30歳までは「嫁はいらんけど、子供は欲しい」と一丁前のことを言っていたことを思い出しつつ、そろそろ本題へ。今日は明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日の京都での3歳戦は6Rと11Rで芝2000メートルが組まれております。6Rの新馬は池江厩舎のカザン(牡、父ディープインパクト、母シャンパンドーロ)が登場します。昨年末にも書きましたが、阪神の新馬で1、2着を分け合ったキタノコマンドール、サトノグロワールに続く、16年のセレクト1歳セール高額落札組。こちらは2億3500万円でした。夏場にゲート試験に合格した後、再入厩までかなり時間がかかったので、どうなのかなと思っていましたが、入厩後の動きはなかなかいい。「ゲート試験の時は線が細かったですが、体がいい感じでボリュームアップして戻ってきましたね。動きは上々です。いいスピードもありますけど、中距離で活躍できそうな雰囲気を持っています」と兼武助手は成長を感じ取ります。初戦から態勢は整っているという感じです。

 同じレースには大久保厩舎のニッポンテイオー(牡、父キングカメハメハ、母シルバートレイン)も出走します。母系はブラックホークやピンクカメオがいる、活躍馬の多い一族です。この馬、栗東で3か月近く、しっかりと調教を積んでいるんですよね。「かなり乗り込みました。ようやく動けるようになってきましたし、併せ馬でハミを取るようになってきました」と坂田助手。カザンの強力なライバル候補でしょうかね。

 9Rの福寿草特別は今年も面白そう。取材の感触でいえば、宮本厩舎のドミナートゥス(牡、父ルーラーシップ)かな。「今年期待している馬」と宮本調教師から何度も聞いておりますし、「力を出せる状態やと思う」とのこと。あと、松永幹厩舎のウォルビスベイ(牡、父ディープインパクト)も自信ありげ。「今まで強い相手と戦ってきてるからね。前走もいい勝ち方だったと思うし、相手なりに走れるタイプだと思う」と松永幹調教師は話します。特に5着だった新馬戦は1着ロックディスタウン、2着タイムフライヤー、3着シャルドネゴールドとかなりの骨っぽいメンバーでした。

 POG的に指名が多いのは、友道厩舎のアドマイヤキング(牡、父キングカメハメハ)でしょうかね。前走の萩Sは道悪で全く進んでいかず。そこから間隔をとっての復帰戦となります。友道調教師も大江助手も「前走よりは良くなっていますと」とのこと。友道調教師は「前向きさが出てきた感じ。この馬なりに素軽さもある」と評価すれば、大江助手は「成長のスピードはゆっくりですけど、良馬場なら前走のようなことはない」と口にします。本領発揮の走りを期待です。

 あと、友道厩舎では昨日の更新分でも書いたようにエタリオウ(牡、父ステイゴールド)が梅花賞に出走することが決まりました。昨年末の平場500万では2着だったのですが、今までゲートから進んでいかず、大味な競馬が続いていたのに、前走は好位からの正攻法で2着。「レース内容が本当に良くなった。切め脚勝負では分が悪かったけど、あれなら距離が延びても大丈夫だと思う」と友道調教師は収穫を口にしていました。あと、未勝利勝ちの後、放牧に出ているノーブルカリナン(牝、父ディープインパクト)はエルフィンSかクイーンCの予定ですが、現時点ではエルフィンSが濃厚なようですね。

 ということで、友道厩舎でもう一頭触れたい馬はネット限定 厳選馬でどうぞ。

京都5R・5ユーキャンスマイル(デビューから2戦は勝負どころからモタれるロスがありながらも連続2着。今回はハミを換え、「調教でも効果がありそうだし、騎手にも感触を確かめてもらいました」と大江助手。必勝を期した一戦だ)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

京都1R・4ラドルクス(今年の一発目は昨年も狙っていた馬から。松若Jが「力はあるし、ダートは合う。未勝利なら」と話していたが、前走内容から距離も合いそう。今度は圏内へ)

京都8R・15クリノフウジン(前走は序盤から掛かった上、逃げ馬が下がってくるロス。折り合い次第だが、通用の力あり)

京都10R・5ウインユニファイド(前が流れそうで、スタミナが必要か。叩き良化型らしく、一戦ごとに気配が上向き)

 今日は3鞍。また、明日です。ではでは

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