こんにちは、山本です。本日は栗東からのパッチパチ。雨はシトシト降り続いておりますが、そろそろ行きましょうか♪
さて、先週土曜日の競馬場勤務でのこと。仕事を終えて、ひと息ついて、ネットを見ていると、社会人ラグビーのサントリーがパナソニックに勝ち、連覇を達成したとのニュース。ワタクシの中では絶対的な強さを誇っていたパナソニックが昨年に続いて敗れたことに驚きました。そして、仕事を行うブースの隣には栗東一の飲み仲間で、ラグビー＆高校野球通でもある（紹介文が長い…）Ｓ社のＫクン。こりゃ、話をしようと思って、「パナソニック、また負けたがな」と声をかけたところ、向こうから「あっ…」という一言。その途端、察知しました。ワタクシも被害の経験があります。情報を遮断して、ゲームを録画していたのに、空気の分からん人間にアッサリと結果を知らされてしまったことが…。これは平身低頭、謝るしかありません。
何度か書いてますが、今は何でも情報が入りすぎてしまいます。うちの会社も発信しているのですが、特に驚くのがテレビ番組の「速報」。バラエティー番組や、ワイドショーでしゃべったことが、すぐに活字になります。バラエティー番組のクイズの結果を見る前に知らされると、正直、録画した番組を見る気が起きません。とはいえ、ネットのトップで「〇〇の結果」とスポーツのように結果が分からんような形で掲載するほどのことでもない。う～ん、考えものです。
ということで、聞いたことを次々と載せていく当ブログはそろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ情報を中心に更新していきましょう。
まずは先週使った組のお話から。京都で新馬を勝ったニホンピロタイド（牡、父ブラックタイド）はきさらぎ賞に格上挑戦することになりました。「調教通りにしっかりと走ってくれた」と大橋調教師は振り返ります。
さて、先週は藤岡厩舎が３歳戦で２勝を挙げました。京都で勝ったアメリカンワールド（牡、父Ｋｉｔｔｅｎｓ Ｊｏｙ）は引き続き浜中Ｊとのコンビで共同通信杯へ、中京で勝ったドレーク（牡、父ハーツクライ）は東京のゆりかもめ賞へ向かうとのこと。特にアメリカンは鞍上の浜中Ｊをはじめ、評価の非常に高かった馬なんですよね。「ようやく、しっかり走ってくれたからね」と藤岡調教師は満足そうに振り返ります。
今年の藤岡厩舎、３歳勢がとにかく好調です。川田Ｊでチューリップ賞へ向かう阪神ＪＦ２着のリリーノーブル（牝、父ルーラーシップ）、報知杯ＦＲで４連勝を狙うアンヴァル（牝、父ロードカナロア）、そしてシンザン記念２着だったツヅミモン（牝、父ストロングリターン）がいますもんね。ツヅミモンはクイーンＣで新たにＭデムーロＪとコンビを組むことも決まりました。牡馬ではサンリヴァル（牡、父ルーラーシップ）が控えています。
これらのラインアップを確認した後、藤岡調教師は「うちは今年、ディープいないんだけどな」とポツリ。そう、同じ言葉は昨春のＰＯＧ取材直後にも聞いていたんですが、今年はディープインパクト産駒がいないのです。その中で渋い種牡馬たちが結果を出しているのだからすごい。実はワタクシ、昨年出した「馬トクＰＯＧ」の本の中で藤岡厩舎のことを書きましたが、全頭お話をしてもらいながら、唯一書いているのがアンヴァルのみ。しかも、最後の最後に少しだけってな感じ。いやはや、読み返してみると恥ずかしい限りです、ワタクシの見る目のなさは。とにかく、豊富で多彩なラインアップだけに、今春も目が離せないと言えるでしょう。
さて、音無厩舎のインディチャンプ（牡、父ステイゴールド）は引き続き岩田Ｊで毎日杯へ向かいます。このレースに出走していたヴァルディノート（牡、父ヨハネスブルグ）と、紅梅Ｓで敗れたモズスーパーフレア（牝、父Ｓｐｅｉｇｈｔｓｔｏｗｎ）は一度放牧に出されますが、この後は６ハロン戦を視野に入れているようです。インディに関しては、後日に詳しく。
最後です。松永幹厩舎で、夏の函館で骨折していたナンヨープランタン（牡、父ルーラーシップ）が栗東に戻ってきました。引き続き岩田Ｊとのコンビで、こぶし賞で復帰するとのこと。黄菊賞で１０着後、休養していたブラゾンダムール（牡、父ディープインパクト）は横山典Ｊとの新コンビで共同通信杯へ向かうとのことでした。詳しい話は週末です。今日はここまで。また、明日です。ではでは
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