平場なのに熱い(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、当ブログの卒業生、牧野先輩が先週の紙面コラムで会社の後輩たちと飲みに行ったら、その後輩の一人が翌日からインフルエンザで出勤停止になったということを書いておりました。

 その飲み会、3人で行ったものでして、牧野さんとそのインフルエンザ君、それにワタクシでした。カレが出勤停止となった初日は小倉競馬が開催中止となり、何度か牧野先輩から電話がかかってきていたのですが、いきなり先輩から「悲報です」の一言。ワタクシは飲み屋さん3件でカレ(もちろん、ノーマスク)がずっと横にいましたし、牧野先輩は肩を組みながら、同じ方向のタクシーに乗り込んでいったはず。二人で「う~ん」と頭を抱えたのです。

 今まで人生の中でインフルエンザにかかったことはありません。しかし、今回ばかりはネットでインフルエンザ情報、兆候や対処法など色々とチェックしました。まぁ、今さら対処法を見ても遅いんですが…。で、びくびくしながら過ごした一週間。結論から書くと、ワタクシも牧野先輩も異常なし。今になれば、このビビっていた時間を返してくれ、と言いたいような気持ちです。正直、今はインフルエンザ君の仮病だったのではないか、と疑惑すら持ちつつあります。ただ、もしホントにインフルエンザだったとすれば、前日の3時あたりまで深酒だったのに、朝に突然の高熱というのは非常に怖い。少しだけ、インフルエンザに気をつけようという意識が強くなった今年の冬でした。

 ということで、そろそろ本題へ。実は明日の更新で弥生賞のことを中心にした、牡馬戦戦のことを長く書こうと思っておりますので、今日はすみれS以外の今週の3歳馬情報、イッキに書いちゃいたいと思います。

 日曜の阪神6Rは芝2000メートルの新馬。関西圏で行われる、最後の芝の新馬です。ここには友道厩舎のアドマイヤデジタル(牡、父ノヴェリスト、母フサイチエアデール)が出走します。母だけでなく、兄姉にフサイチリシャール、ライラプスがいる血統馬です。この馬、追い切るたびにトレーナーの感触も良くなっていくような感じですかね。「標準ぐらい動けているし、芝の長いところが合いそう。先週の調教でジョッキーの感触も悪くなかったみたい」と話していました。

 ここは高野厩舎からセンテリュオ(牝、父ディープインパクト、母アドマイヤキラメキ)が登場します。全兄のトーセンスターダムなど活躍馬が多く出ている一族です。「まだエンジンに体がついていってない感じですが、能力自体は高い馬です」と高野調教師が言えば、「いい馬。(本格化は)まだ先かもしれないけど、動けそうな感じもする。条件も合っていると思う」と福永Jも手応えを感じています。この距離からの初陣ですし、オークスの新星として滑り込めるのか、注目したいですね。

 日曜日は中山6Rの平場500万も結構、熱い。いつもの牝馬限定戦ですよね。角居厩舎でエアメサイアを姉に持つエアシンフォニー(牝、父ルーラーシップ)が復帰戦を迎えますが、取材のトーンなら須貝厩舎のガールズバンド(牝、父ディープインパクト)も負けていません。「何とかオークスに出したいんや」と口にする須貝調教師は「同じ時期のお姉ちゃん(エレクトロニカ)に比べると実が入っているし、素質も感じている」と熱く言葉を続けます。もちろん、関西からライバルが来ることは分かっていましたが、それでも勝って樫戦線へ、という見立て。どんな走りを見せてくれるのか注目です。

 明日の競馬にも個人的に大注目の激突があります。阪神4R、芝2000メートルです。まずは、池江厩舎のサトノエターナル(牡、父ディープインパクト)。昨年10月の新馬2着以来となる復帰戦です。その新馬も前残りの競馬で、後方から外を回り、しっかりと差を詰めてくる悪くない内容でした。「今週の動きは相手が動きすぎただけで、問題ありません。エンジンのかかりが遅いので、距離は長い方がいいのかな」と池江調教師。昨秋から池江厩舎の現3歳世代を取材していて、その感触から「真打ちかな」と思っていたんですけどね。随分と間隔のあいた2戦目になりましたが、どんな走りを見せるのか。

 そして、矢作厩舎でディープブリランテの全弟になるディープインラヴ(牡、父ディープインパクト)。もともと、体質面の弱さでデビューが遅れたため、「牡馬にしてはカイバ食いが不安定なんです。現状で坂があるのはどうか」と安藤助手は口にします。安藤助手は兄の背中も知っているだけに求めているものが大きいのも確か。「フォームは沈むようになってきています。普通に未勝利ということを考えれば、当然、上位争いを見込んでいます」とのこと。こちらもクラシック戦線に滑り込めるのか、この対決は楽しみです。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

小倉4R・16クアトレフォイル(休養前は2、3着だが、攻め馬の動きが地味で、陣営の期待値以上の走りを見せていた。「今回は動けているね。初戦から期待」と友道調教師。上位争いは必至だ)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神6R・14ソニックアロー(以前にダートを使った時、悪くない走り。今は調教も動くようになっている。連闘で上積みあれば)

阪神8R・1ゴードン(絶好の最内枠。ここは楽に行き切れそうで、最後まで踏ん張り通す)

小倉10R・1シンコーメグチャン(2走前に高いダート適性は証明ずみ。相手関係は強化されたが、砂で底見せず)

中山11R・6キセキノケイフ(こちらは以前に芝でスピード負けしていないレース。最近も着順の印象ほど悪いレースではない)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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