決戦は近い(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は久々にやって来ました、仁川です。阪神競馬場からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、木曜日のことでした。朝、目が覚めると、左胸のあたりが少し痛い。寝違えたかなと思いつつ、筋肉をほぐしながら取材していたんですが、どうも痛みが増してきている。で、痛いゾーンがどんどん胸の真ん中の方に入ってきておる。徐々に力が入らないような状態になったのです。ただ、臓器を締めつけるような痛みではなかったんですが…。

 で、ふと思い出したのが、肋間神経痛じゃないかな、と。学生時代、一度同じような感じで痛みを発症したことがあったのです。ただ、この時は重い荷物を運んだりする、力のいる仕事をしていたから、そこに原因を求めていたんですが、今回は前日の夜まで飲んでいたのに、朝起きたら突然の痛み発症。何だか不気味に思えていたのです。

 それに、この日の朝に俳優の大杉漣さんが急逝というニュースがあったんですよね。だから、周りの方々がすごく心配していましたし、そんなことを聞いた自分自身も怖くなってきて…。結局は昨日の更新分にも書いたS社のHさんに頂いた痛み止めの錠剤1粒で治まり、今に至るワケですが、何だか気味が悪いので、ちゃんと病院にも行こうかなと思っている次第。日頃から健康を考えないといけない年齢なのです。

 ということで、そろそろ本題へ。今日は昨日の予告通り、報知杯弥生賞1週前の話題を中心に進めていきましょう。

 と、その前に他の牡馬戦線について、最新情報をまとめておくと、来週は阪神のアルメリア賞も面白い。中内田厩舎のオールフォーラヴ(牝、父ディープインパクト)に、音無厩舎のフランツ(牡、父ディープインパクト)、ここに角居厩舎でラブリーデイの全弟になるパンコミード(牡、父キングカメハメハ)も参戦してくるといいます。兄の背中を知る鞍上の浜中Jも素質を評価していましたね。

 翌週の芝2400メートル、ゆきやなぎ賞には友道厩舎のエタリオウ(牡、父ステイゴールド)、池江厩舎のヴェルテアシャフト(牡、父ディープインパクト)、角居厩舎のサトノワルキューレ(牝、父ディープインパクト)、須貝厩舎のゴールドフラッグ(牡、父ステイゴールド)が当たる感じでしょうか。

 他にはホープフルSを勝ったタイムフライヤー(牡、父ハーツクライ)が参戦予定の若葉Sには高橋忠厩舎のメイショウテッコン(牡、父マンハッタンカフェ)、友道厩舎のジュンヴァルロ(牡、父New Aproach)、さらには角居厩舎で新馬を勝ったビービーデフィ(牡、父オルフェーヴル)も参戦を予定しています。最後に毎日杯は音無厩舎のインディチャンプ(牡、父ステイゴールド)に、池江厩舎のシャルドネゴールド(牡、父ステイゴールド)、友道厩舎のユーキャンスマイル(牡、父キングカメハメハ)あたりでしょうか。

 ということで、色々と書いてきましたが、来週の報知杯弥生賞が今春を占う上で大きな一戦となることに変わりありません。ダノンプレミアム(牡、父ディープインパクト)については紙面でたっぷりと書いているので、その他の2頭について書きたいと思います。

 まずは池江厩舎のジャンダルム(牡、父Kittens Joy)ですね。こちらは母にビリーヴを持つ良血馬ですが、クラシック路線へ挑みます。「本質的にはマイラーだと思いますが、あの(マイルでの)切れ味を中距離でも出せるのかですよね」と池江調教師は口にします。そこは数々のクラシックホースを出している名門厩舎。色々とノウハウもあるでしょう。特に驚いたのは、今週の1週前追い切りなんです。サトノダイヤモンドを相手に手応えにも余裕を持たせたまま、先着してしまったんですからね。「動きは素晴らしかった」と池江調教師も大絶賛でした。もともと、総合力が高いと評価していたんですが、今回の休養でも「全体的に良くなった」とのこと。しっかりと成長を感じているようです。

 そして、友道厩舎のワグネリアン(牡、父ディープインパクト)。こちらは東京スポーツ杯2歳Sで3連勝を飾った後、年末のG1を使うことなく、放牧に出されていました。「まだ、この馬にしてはモッサリした感じがあった」とは1週前追い切りを見守った友道調教師。この中間は前進気勢が出ているようで、その点を抑えるためにフラットワークを取り入れたりするなど、テーマを持った調教を積んでいます。もちろん、無敗のままでクラシックロードへ迎えれば一番いいのでしょうが、「皐月賞よりもダービーをどうすれば勝てるのかということを考えて、内容も求めていきたい」とトレーナーが位置づける一戦。本番は先の先にある状態です。賞金はもう十分に足りているワケですから、その位置づけの中で、どんな結果を残すのかに注目して、見ていきたいですね。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

小倉11R・9レトロロック(前走に復調の兆し。もともと、フレッシュな時の方が走るタイプで、小倉も得意。混戦だが、連軸で買いたい)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

阪神7R・13ビップソルダー(前回の直線での伸び脚にダート適性を感じた。2戦目なら)

阪神11R・2シュウジ(前走の敗因は京都の下り坂。重賞勝ちある舞台で一変)

阪神12R・3ミスズスター(こちらも実績ある舞台。特に1ハロンの距離延長は大きな魅力)

小倉8R・6ロックオン(1年ぶりだった前走でもスピードは通用した。2度目でガラリと変わる)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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