伏兵も多士済々(美浦)

 こんばんは、川上です。本日は仕事終わりの中山競馬場からパッチパチといきましょう。

 中山記念は◎サクラアンプルールが直線で伸び切れず4着まで…。馬券的には痛恨でしたが、そのあとの12R後の検量室では引退調教師の方々の記念撮影会がありました。フトシ先生をはじめ、引退される先生の周りにはたくさんの人が集まって、とても暖かい雰囲気。心が洗われました…。

 引退される方々の記事は明日の紙面のほうを見て頂くとしまして、本日は我が社杯、弥生賞の最終的な登録馬も発表されました。

 もともと出走表明していたダノンプレミアム(牡、父ディープインパクト)(中内田厩舎)、ジャンダルム(牡、父キトゥンズジョイ)(池江厩舎)、ワグネリアン(牡、父ディープインパクト)(友道厩舎)、サンリヴァル(牡、父ルーラーシップ)(藤岡厩舎)、オブセッション(牡、父ディープインパクト)(藤沢和厩舎)、リビーリング(牡、父ヴィクトワールピサ)(萩原厩舎)以外にも、2月4日の東京・ダート1600Mで新馬勝ちを果たしたアサクサスポット(牡、父ワークフォース)(戸田厩舎)や、2月12日の未勝利戦(東京・芝2400M)で待望の初Vを飾った末脚自慢のトラストケンシン(牡、父ハーツクライ)など、11頭が登録を済ませました。“3強”に、ダークホースも複数集まって、より一層見応えがありそうです!

 あと、本日は中山9Rが芝1200Mの黄梅賞でした。こちら、ここまで交流重賞での1勝のみだったカイザーメランジェ(牡、父サクラオリオン)が豪快な差し切り勝ち。レース後の中野調教師は「芝でもやれると思ったよ」としてやったりの表情でした。父サクラオリオンの産駒としてもJRA初勝利になりますか。このあとは、ファルコンS(3月17日、中京・芝1400M)に向かいます。

 惜しくも2着だったのは、単勝1・4倍の断然人気だったラストプリマドンナ(牝、父ダイワメジャー)。レース後の戸崎Jは「スローペースでも折り合いは付いていた。手応え通りに伸びているんだけど…」と悔しそうな表情。あと、敗れた組で注目は4着のキングキングキング(牡、父キングズベスト)でしょうか。レース後の蛯名Jは「詰まって、進路を切り替えるロスがあった。でも、距離は今回同様、1200Mがいいと思う」と一定の手応えを口にしていましたし、巻き返しに期待したい一頭です。

 最後に一頭だけPOG情報(来週の馬券の参考にも)も。今週の新馬戦を除外になった小島茂厩舎のプロミネンス(牝、父アイルハヴアナザー、母ヒシアルコル)がかなりの期待度のようで。祖母にあたるヒシピナクルは99年のローズS覇者で秋華賞3着。小島茂調教師は「脚元が弱くて、入厩できるか分からなかったくらいの馬。坂路でしか調教はできていないけど、跳びが大きくて、乗っている感触としては間違いなくいい。初戦としては結果が出ない可能性もあるけど、あっさりまであるかも」と色気十分でした。こちら、来週にも出走してくれば、要注目かもしれません。

 というわけで、本日は駆け足ですが、このあたりで! ではではまた。

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