歩みはそれぞれです(美浦)

 こんばんは、川上です。昨日に引き続き、美浦トレセンからのパッチパチです。

 本日はさっそく本題のほうへ行きましょう!

 まずは、チューリップ賞にマウレア(牝、父ディープインパクト)を送り出す、手塚厩舎から。そのマウレアは、Wコースの併せ馬で最終追い切り。武藤J(レースは武豊J)を背に、シャープな動きでした(詳しくは紙面のほうで)。手塚師も「何とか権利を取れるように」と力を込めるトライアル。阪神JF1、2着馬との再戦にもなりますし、否が応でも注目を集める一戦です。

 トライアルつながりで言えば、フリージア賞で2着だったマイネルファンロン(牡、父ステイゴールド)は再来週のスプリングS(3月18日、中山・芝1800M)へ。皐月賞への滑り込みを狙います。それから、新馬戦を大物感たっぷりに勝ったフィエールマン(牡、父ディープインパクト)には、「まずは焦らずじっくりやっていきたい」とトレーナー。こちらは皐月賞前日の山藤賞(4月14日、中山・芝1800M)で2勝目を目指す方針です。先週のマーガレットSで6着だったオーヴァーライト(牡、父ヘニーヒューズ)は中1週で昇竜S(3月11日、中京・ダート1400M)へ向かいます。

 続いて斎藤誠厩舎では、ウラヌスチャーム(牝、父ルーラーシップ)が水仙賞で2着。勝ち馬には及びませんでしたが、改めて力があるところを見せました。今後については、ミモザ賞(3月24日、中山・芝2000M)と、翌週の山吹賞(3月31日、中山・芝2200M)の「両にらみで進めていきます」とトレーナーです。

 この水仙賞でデビュー2連勝を飾ったのは同じ父のロサグラウカ(牝、父ルーラーシップ)(尾関厩舎)。こちらは今週中にノーザンファーム天栄の方に放牧に出る予定で、次走としてはフローラS(4月22日、東京・芝2000M)を目指す方向です。

 

 それから、鹿戸厩舎のルッジェーロ(牡、父キンシャサノキセキ)も。約3か月ぶりだった前走のヒヤシンスSで3着。年はエピカリスも挑戦したUAEダービーの招待を現在待っている状態で、「招待が来れば、遠征を前向きに考えている」とトレーナーでした。来なかった場合の次走は現状では未定です。

 最後は国枝厩舎へ。コズミックフォース(牡、父キングカメハメハ)は先週、初の関西圏ですみれSに臨みましたが5着まで。馬体重が12キロ減の464キロで、「敗因はそれだけじゃないだろうけど、減ってしまっていたね…」と国枝師。昨日27日に美浦に戻ってきており、ひとまず今週中にノーザンファーム天栄に放牧に出されます。

 同日の中山・黄梅賞(芝1200M)で4着だったのはキングキングキング(牡、父キングズベスト)。こちらは馬の様子を見ながら、次開催中山の1200M(3月25日OR4月14日)を視野に入れています。

 それから、17年アメリカJCC勝ちタンタアレグリアの半弟タンタフエルサ(牡、父ディープインパクト)が先週末に、美浦に再入厩しました。国枝調教師によれば、「新馬戦は終わるし、まずは次開催中山の芝の長いところでデビューできれば」との見通しでした。

 いろいろ書きましたが、ひとまずこのあたりで。ではではまた!

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル

WindowsPCでInternet Explorer(IE)をご使用中のユーザー様へのお知らせ

お客様が安心して馬トクをご利用頂くため、セキュリティー強化の観点により2019年10月31日でInternet Explorer(IE)での動作サポートを終了致します。
今後は、Google Chrome、Microsoft Edgeでの使用をお願い致します。