徐々に固まる牝馬戦線(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、競馬界では2月が別れの季節。今年も数々の名トレーナーが引退を迎えましたが、実はJRA職員の方々も大異動の時期であります。今日も我々の記者席にやって来たトレセン総務課の若手の職員さんから「今日で異動になりました」との報告。少し寂しい時期でもあります。

 普段、我々の世話をしてくれる関西広報からも3人の方が異動になったのですが、日曜日にそのうちの二人の方と送別会的な飲み会を行いました。細かな雑用を色々とお願いするたび、テキパキと応対してくれた若手のNクン、それに少し年上ながら年齢不詳の若さが常にあったNKさんです。NKさんはワタクシにとっては非常に親しみの持てる「シングル」さんでありますが、こちらの預かり知らぬところで色々と遊んでいたフシがある(まっ、かなり証拠画像は自ら展示していましたが…)。とはいえ、仕事面では頼りになる先輩で、約5年という異例の長期間となる付き合いでしたが、感謝しかありません。

 そうそう、先述したNクンが赴任して半年ぐらい、一昨年の8月ぐらいだったか、NKさんも含めて飲んだんですよ。その時、Nクンが「最近、彼女ができて…」なんて話をすると、「そんな話、聞いてないぞ!」と詰問口調のNKさんの様子が、目の前で見た後輩に対する最も厳しかった姿のような気が…。そんなNクンはそのコと結婚し、子供さんがいる関東圏へと戻っていくのですから、ワタクシとNKさんは何をしていたのやら…。

 そうそう、その送別会的な飲み会、NKさんは直前に食当たりになったようで、終始控えめな様子でしたが、まっ、この仕事をしていれば、いつか再び楽しく飲める日が来ると信じつつ、そろそろ本題へ。今日は栗東からのナマ情報を中心にいきましょう。

 まずは藤原英厩舎から。小倉のあすなろ賞で2勝目を挙げたエポカドーロ(牡、父オルフェーヴル)は引き続き戸崎Jとのコンビで、スプリングSへ向かうことになりました。あと、エルフィンSを勝ったレッドサクヤ(牝、父ディープインパクト)は桜花賞へ直行。クイーンCで2着だったフィニフティ(牝、父ディープインパクト)も桜花賞へ直行が濃厚のようです。

 そうそう、桜花賞と言えば、今週はチューリップ賞が行われますが、ここに登録のあったクリノフラッシュ(牝、父エイシンフラッシュ)は田中勝Jとのコンビで、来週のアネモネSへ回ります。また、須貝厩舎のダンサール(牝、父ハーツクライ)は歩様に違和感があるようで、放牧に出されるそうです。須貝厩舎で先週の平場500万で5着だったガールズバンド(牝、父ディープインパクト)は引き続き石橋Jで、自己条件のミモザ賞へ向かうことになりそうです。

 牝馬戦線と言えば、池江厩舎のデルニエオール(牝、父ステイゴールド)は報知杯FRへ向かうことになりました。鞍上は新コンビとなる岩田J。この日も池江調教師は「3歳牝馬の中で能力はトップクラス」と厚い信頼を寄せていましたし、あとはテンションの面を始め、この力をフルに発揮できるかどうかでしょうね。で、このデルニエが勝った平場500万で2着だったリバティハイツ(牝、父ディープインパクト)は来週の報知杯FRかアネモネSのいずれかのトライアルに向かうことになりそうです。

 池江厩舎に話を戻しますと、毎日杯を予定しているシャルドネゴールド(牡、父ステイゴールド)も栗東に戻ってきたようですね。ちなみに、先週のすみれSを勝ったキタノコマンドール(牡、父ディープインパクト)はなかなか強烈な勝ちっぷり。まだ、次走は未定ですが、今後どうするか非常に注目です。そのすみれSで7着だったシエラネバダ(牡、父ディープインパクト)は若葉Sへ向かうようです。

 あと、最後に友道厩舎から。その若葉Sで復帰を予定しているジュンヴァルロ(牡、父New Aproach)は新たにバルジューJとコンビを組むことになりました。小倉で未勝利を勝ったアップファーレン(牡、父ハードスパン)は3月17日の阪神平場、芝1200メートルへ向かうとのこと。あと、当ブログで推してきたピボットポイント(牡、父ディープインパクト)は25日の阪神芝2400メートルを予定。この日は高松宮記念、マーチSが行われるため、またジョッキーに関しては未定のようですが、とにかくまずは一つですね。ということで、今日はここまで。また、次回です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル