2週続けての社杯でございます(美浦)

 こんにちは、川上です。本日は会社よりパッチパチでございます。

 さて、ダノンプレミアムが勝利した4日の皐月賞トライアル報知杯弥生賞に続いて、今週11日には、桜花賞トライアルの報知杯フィリーズレビューが行われます。本日の紙面のほうではヤマタケ、坂本両先輩との対談も載っております。牝馬戦線の対談は、年明けの1月3日付けの紙面以来、2回目。重賞勝ち馬が新たに加わって、番付のほうは結構動いた感じですかね。

 そんななか、先週のチューリップ賞(牝馬)、弥生賞(牡馬)は、それぞれ2歳チャンピオンのラッキーライラック、ダノンプレミアムが横綱相撲で勝利。上位もこれまでの勢力図が大きく変わらない決着になりました。ヤマタケ先輩やワタクシのような穴狙いの人間には、特に桜花賞あたりは苦しい戦いが予想されそうです…。。(笑い) 脚質からも穴馬として注目していたクイーンC覇者のテトラドラクマ(牝、父ルーラーシップ)は疲労を考慮して、桜花賞をパスしNHKマイルC(5月6日、東京・芝1600M)へ向かう方向。今週のフィリーズレビュー、アネモネS(11日、中山・芝1600M)あたりが最後の穴馬発掘の場となりそうです。

 ダブル登録の馬も多いのですが、本日はそのフィリーズレビューを見ていきましょうか。美浦からは、モルトアレグロ(牝、父スペイツタウン)(武井厩舎)が有力候補の一頭としてスタンバイします。思い起こせば、現地取材していた昨夏の函館競馬、ダート1000Mでデビューした組。そこから芝の1400M(くるみS、前走の紅梅S)で2勝をあげて、重賞の上位人気に推されるところまで来ております。阪神競馬場は10番人気で5着に健闘した阪神JF以来。オープン勝ちの賞金がありますし「ここがいっぱいいっぱいではない」とトレーナーですが、木曜日に現地に入り、金曜、土曜と競馬場でスクーリングを行うプランからも、熱意が伝わってきます。関西馬のアマルフィコースト(牝、父ダイワメジャー)アンヴァル(牝、父ロードカナロア)アンコールプリュ(牝、父ディープインパクト)デルニエオール(牝、父ステイゴールド)あたりを相手にどんな競馬を見せるのか。今回は田辺Jとの初タッグ。1週前追い切り後には「気がいい馬で、間隔が空いたレースでも走れそうなのが分かる動き。緩い馬場でも走れているけど、良馬場のほうがいいかな」と願っていました。

 未勝利、500万を連勝中のレッドレグナント(牝、父ロードカナロア)(大竹厩舎)は、以前の当ブログでも書いたように、登録しているフィリーズレビューではなく、アネモネSのほうに戸崎Jとのコンビで参戦予定です。こちらは中間に右ひざ骨折もあり、「休み明けになるし、前走時の中間より気難しさが出てきている感じ」と大竹調教師ですが、過去のレースぶりからも素質は確かな一頭。現状でここも好勝負できるようなら、期待はさらに膨らんでいきますね。

 

 あとは、先日石野先輩からもらって載せていなかった、堀井厩舎のマルターズアグニ(牡、父マツリダゴッホ、母マルターズヒート)の情報も書いておきましょう。重賞3勝馬マルターズアポジーの半弟は、今週11日の中山・ダート1800Mに蛯名Jで初陣を予定。「体質が弱かったが、ここに来て順調に調教できるようになって、良くなってきた。本当に良くなるのはまだ先だと思うけど、この馬なりに仕上がっている」と堀井調教師でした。昨年6月から始まった新馬戦も、いよいよ今月末で終了。まだデビューできていない血統馬もちらほらいますし、今後は既走馬相手に出走してくる馬たちのジャッジも大事になっていきそうです。

 というわけで本日はこのあたりで失礼します。ではではまた!

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