行かないという選択肢(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は火曜日だというのに、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、ワタクシが三宮(神戸の繁華街)でよく行くBARにはバーテンをしているバイト君がいるんですが、彼らの中には医学系の勉強をしている子が非常に多い。卒業生たちはワタクシよりも若いというのに、今や「先生」なんて呼ばれている子も多い。いつ病気になっても大丈夫なんて自分では思っていましたが、両親が頑丈に産んでくれたおかげで、幸いにも今のところは面倒をかけてはおりません。

 実はワタクシの周りにはなぜか医者とか学者系の人間が多い。で、酒の席では最初はバカ話で盛りあがっているんですが、酒がどんどん進んでいくにつれ、向こうの専門的な話が増えていくことが多いんですよね。当然、ワタクシは門外漢。こちらも結構な酒が進んでいますので、あまり話が入ってこず、「へぇ~、そうなんや…」と内容が全く分からぬままに返してはいるんですが、「話聞いてる?」と突っ込まれることが多い。けど、仕方ないでしょ。日が変わっているのに、よう知らん話題を何度も振られても…。

 こういう目に遭っていることが多いからでしょうね、実は飲み会の席でこちらから競馬の話をしたことはほとんどない。酒の席は仕事を忘れて、精いっぱい楽しもう。これがモットーでございます。ということで、そろそろ本題へ。

 さて、先週のフラワーCで牝馬戦線の前哨戦は終了。フラワーCは角居厩舎のカンタービレ(牝、父ディープインパクト)が勝ったんですが、こちらは桜花賞へは向かわないようです。オークスを大目標に定め、トライアルを使うかどうか考えるとのこと。確かに距離が長い方がよさそうですもんね。

 ということで、フラワーCの勝ち馬は桜花賞のボーダーには入れず、まさかの最下位となったロックディスタウンも中2週で桜花賞に使うかは微妙な状況じゃないかな。そのことを踏まえ、一応、まだ出否が分からない坂口正厩舎のペイシャルアスも入れて、ボーダーを考えてみると、現状では賞金1100万の抽選ぐらいで落ち着くんじゃないかなという見立て。まぁ、今週末には分かることですが…。

 さて、今日は矢作調教師を栗東で取材。その中で「どうして、今年は牡馬のレースはどこも頭数が少ないんだ?」と。確かにそうなんです。ハイレベルと早くから評判だった弥生賞は10頭立て、それは分かります。ただ、トライアルの若葉Sも10頭立てで、スプリングSは13頭立て。さらに、今週の毎日杯もフルゲート割れしそうな登録頭数。先日、皐月賞のボーダーを書きましたが、賞金900万組による抽選となるかもしれません。

 ダービー路線を歩みそうな馬といっても、賞金900万を超える組では音無厩舎のフランツ(牡、父ディープインパクト)と、カワカミ記者から聞いた関東のコズミックフォース(牡、父キングカメハメハ)ぐらいのもの。一体、どうしたんでしょうかね。ダノンプレミアム(牡、父ディープインパクト)に対する白旗ムードなのか、それとも…。個人的には今年の3歳牡馬戦線、関東勢の粒が揃っているような気もしてるんですがね。

 その矢作厩舎のディープインラヴ(牡、父ディープインパクト)は先週も書いた通り、青葉賞あたりでダービー切符を狙う方針。ただ、青葉賞やプリンシパルS、京都新聞杯はさすがに1勝馬が多く突っ込みそうな予感がします。あと、スプリングSで6着だったカフジバンガード(牡、父ハービンジャー)はひと息入れて、プリンシパルSへ向かうとのこと。ファルコンSで7着だったダノンスマッシュ(牡、父ロードカナロア)はアーリントンCへ向かいます。

 そのファルコンSで2着だったアサクサゲンキ(牡、父Stormy Atlantic)なんですが、予定通り、NHKマイルCに向かわず、葵Sに向かうことになったようです。NHKマイルCから葵Sは中2週。決して無理なローテではないんですが、ベストの状態で葵Sに出走させたいという意図のようです。あと、5着だったモズスーパーフレア(牡、父Speightstown)も葵Sを目指す方針のようです。

 最後に若葉S組。勝ったアイトーン(牡、父Kings Best)と5着だったタイムフライヤー(牡、父ハーツクライ)は皐月賞に向かいます。アイトーンは引き続き、国分恭Jのようです。今日はここまで、また明日です。ではでは

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