ミックス(栗東)

 こんにちは、山本です。今週も火曜日から栗東発のパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。

 さて、この後にある厩舎の2歳馬取材会が行われますので、今日は久々に前振りゾーンは省略。この時期はそんなパターンが増えるかもしれません。あらかじめ、ご了承を。ということで、早速本題へ。まずは3歳馬のナマ情報から。

 角居厩舎でフラワーCを勝ったカンタービレ(牝、父ディープインパクト)は桜花賞回避を表明して、オークスへ向けてトライアルを挟むかどうかという状態だったのですが、オークスへ直行することが決まったとのこと。今後は短期放牧を挟み、大一番に備えます。角居厩舎はサトノワルキューレ(牝、父ディープインパクト)がフローラSで樫切符を狙いますね。

 そして、大事な馬の情報を久しぶりに。昨秋の未勝利を勝った後、放牧に出されていたヘンリーバローズ(牡、父ディープインパクト)なんですが、すでに北海道まで戻ってしまったとのこと。春シーズンでの復帰はなさそうです。具体的な大きな故障などではなさそうなんですが、脚元や体質面を考慮して、長い目で育てていく方針のようです。POGで持たれている方には残念ですが、素質は確かな馬。復帰する日に期待です。

 あと、大寒桜賞で2勝目を挙げたダノンマジェスティ(牡、父ディープインパクト)は引き続き内田Jとのコンビで、青葉賞へ向かうようです。そうそう、松元厩舎でプリンシパルSを予定していると書いたカフジバンガード(牡、父ハービンジャー)は青葉賞に予定を変更したとのことでした。

 さて、先週の予告通り、続いては2歳馬情報といきましょうか。今年の一発目は斉藤崇厩舎です。まずは、おなじみの血統馬レーヴドカナロア(牝、父ロードカナロア、母レーヴドスカー)に目がいっちゃいますよね。母がG1馬、兄姉にアプレザンレーヴ、レーヴミストラル、レーヴディソールがいる血統馬です。「順調に調整できていますし、気のいいタイプ。早めから使っていけそうです。体は470キロぐらい。これからもう少し、変わっていきそうな感じはしています」と斉藤崇調教師。早めのデビューも視野に入れつつ、もうひと段階上への成長を楽しみにしています。

 ロードカナロア産駒といえば、短距離路線でしぶい走りを見せていた母を持つフジミ(牝、父ロードカナロア、母キルシュワッサー)もいます。「母の父がサクラバクシンオーでちょっと怖がりな面がある。ピリピリしそうな雰囲気はあります。ただ、スピードはいいモノがあるし、早くからということで(牧場と)話を進めています」とのこと。こちらは速攻系という印象が強いかな。もちろん、短いところでしょう。

 あとはアメリカンウェイク(牝、父ハーツクライ、母アナアメリカーナ)でしょうか。こちらは短距離中心に活躍しているメイソンジュニアの半妹になりますね。「順調です。ハーツクライ産駒らしい柔らかさがある。楽しみです。最初は緩かった馬が、ここにきて良くなっている。進み出してから、一気に良くなってきた感じです」とのこと。距離の適性も含め、今後の成長力に注目という感じでしょうね。

 ということで、また斉藤崇厩舎に関しては、お伝えします。今日はここまで、また明日です。ではでは

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