ゲート合格組を中心に(美浦)

 こんばんは、川上です。本日は美浦から都内へ移動中のパッチパチ。明日には日本から離れて香港へ、というスケジュールでございます(笑い) では、いってみましょう。

 さて香港に行くのはもちろん、29日に行われるチャンピオンズデーを取材するため。今年の海外馬券発売第2弾のクイーンエリザベス2世Cには、関西馬のアルアイン(池江厩舎)、ダンビュライト(音無厩舎)の2頭が参戦しますね。8頭立ての頭数で、日本の2頭VS香港勢といった構図。地元馬は3頭がクルーズ厩舎、2頭がサイズ厩舎で、それぞれの思惑が勝敗を大きく分けそうな感じも…。日本では天皇賞・春、香港でもG1デーと、めまぐるしい一日になりそうですが、仕事的にも財布的にも、どうにか気分良く乗り切りたいところであります!

 ちなみに個人的なことを書けば、国内では一口出資している馬がひそかに出走予定。今回は初めてあの大物騎手とのコンビが実現ということもあって、かなり期待してしまう…。目の前で走りを見届けられないのは少し残念ですが、非常に楽しみなウィークエンドです。

 というわけで、美浦の2歳馬の話に移りましょうか。

 今朝の美浦で軽快な動きを見せていたのが、菊沢厩舎勢。クイーンズテイスト(牝、父キングカメハメハ、母セコンドピアット)は18日の入厩以降、ゲート試験合格を目指して現在調整しています。ひとつ上の姉、トロワゼトワル(父ロードカナロア)は新馬戦V。父が替わって、こちらは馬体の良さなども光ります。

 ダイワミストレスの16(牝、父エイシンフラッシュ、母ダイワミストレス)は先日21日に入厩して調整中。母ダイワミストレスも同じ菊沢厩舎で走って新馬Vから3戦目のフェアリーSでは3着。ゆかりの血統の歩みにも注目ですし、引き続き取材しておきます!

 それから、本日26日のゲート試験で合格した馬のなかに、手塚厩舎のアンブロークン(牡、父ヴィクトワールピサ、母リップスポイズン)がいます。馬場幸夫オーナーの馬ですね。こちらは先日取材したNF空港でも、広いコース向きの伸びやかな動きが評価されていて、一発目の東京開催デビューが期待されていた一頭。トレーナーも「セレクトでいい値段(17年の1歳セレクトセールで4600万円)がついた馬。丈夫そうだし、いいんじゃないか」と期待を寄せています。

 前回のブログで取り上げた高木厩舎のグリューネリヒト(牡、父ヘニーヒューズ、母グリューネヴォッヘ)も晴れて本日のゲート試験に合格。

 そして金成厩舎からは、ラインハルト(牡、父ゴールドアリュール、母フラーテイシャスミス)が本日、試験をクリア。12日の入厩以来動きの良さを見せていて、トレセン内での評判も上々のゴールドアリュール産駒。こちらはグリューネリヒトと同じく、東京開催のダートデビュー(6月16日、ダート1400M)を視野に進めていくそうです。

 というわけで本日はこのあたりで。次は香港から更新できればと思っております! ではではまた。

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