祭典への道(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今さらながらのん気な性分でして、水曜夕方に報道され、大騒動になっていた某アイドルのメンバーによる書類送検、知ったのは翌日の木曜朝、新聞に目を通した時でありました。そりゃ、その発覚した日に出演しているテレビ番組がたくさんあるとなれば、大騒ぎにはなりますわな。

 しかし、昨日の報知新聞は一面が巨人でした。何せ20得点です。半世紀以上ぶりです。すごいことです。しかし、こんな大きなニュースがある時に、こんな派手な勝ちっぷりをしなくても、と思ってしまう、新聞社の社員的な考えも浮かびます。要は一面級のネタがカブるってこと。日によっては、巨人が見せ場もない完敗で、今日は何も一面ネタがないがな、なんて日もいっぱいあったりする。どうして我が巨人軍さんは今年まだ調子がいいワケじゃない、ていうか、ようやく勝率五割に復帰したぐらいだというのに、このタイミングで痛快な試合をしてしまうんでしょうかね。そういえば、前日に衣笠さんがお亡くなりになった日も、巨人軍は勝っていたはず。この時はさすがに衣笠さんが一面でしたが…。

 ということで、某アイドルのメンバーと昨秋に巨人軍でお酒絡みでトラブルのあった投手は同じ名字だったなーと思いつつ(投手の方は今年、頼りにしてます)、そろそろ本題へ。今日は久々に3歳馬の話題を中心にお届けしましょう。

 明日は東京でダービーTR、青葉賞が行われます。まず、レースの話をする前に3歳牡馬ダービーへの賞金ボーダーをまとめてみたいと思います。

優先=皐月賞〈1〉

エポカドーロ(牡、父ステイゴールド)=栗東・藤原英

優先=皐月賞〈2〉

サンリヴァル(牡、父ルーラーシップ)=栗東・藤岡

優先=皐月賞〈3〉

ジェネラーレウーノ(牡、父スクリーンヒーロー)=美浦・矢野

優先=皐月賞〈4〉

ステルヴィオ(牡、父ロードカナロア)=美浦・木村

優先=皐月賞〈5〉

キタノコマンドール(牡、父ディープインパクト)=栗東・池江

〈6〉ダノンプレミアム(牡、父ディープインパクト)=栗東・中内田、8250万

〈7〉タイムフライヤー(牡、父ハーツクライ)=栗東・松田、5350万

〈8〉ワグネリアン(牡、父ディープインパクト)=栗東・友道、3950万

〈9〉ジャンダルム(牡、父Kittens Joy)=栗東・池江、3700万

〈10〉オウケンムーン(牡、父オウケンブルースリ)=美浦・国枝、2800万

〈10〉ブラストワンピース(牡、父ハービンジャー)=美浦・大竹、2800万

〈12〉グレイル(牡、父ハーツクライ)=栗東・野中、2050万

〈13〉【アイトーン(キングズベスト)】=栗東・五十嵐、1900万

〈14〉ギベオン(牡、父ディープインパクト)=栗東・藤原英、1650万

〈15〉ケイティクレバー(牡、父ハービンジャー)=栗東・安田翔、1400万

〈16〉コスモイグナーツ(牡、父エイシンフラッシュ)=美浦・高橋祥、1200万

〈17〉グローリーヴェイズ(牡、父ディープインパクト)=美浦・尾関、1150万

〈17〉コズミックフォース(牡、父キングカメハメハ)=美浦・国枝、1150万

〈17〉サトノソルタス(牡、父ディープインパクト)=美浦・堀、1150万

 現状ではこんな感じでしょうかね。NHKマイルC登録組からの転戦はギベオンが濃厚じゃないかな、ということで入れておきました。ここに青葉賞1、2着馬、プリンシパルS1着馬に優先出走権がありますし、来週の京都新聞杯で勝った馬は賞金的に文句なしで圏内へ。で、ボーダーを考える上で注目は京都新聞杯の2着馬です。賞金900万の組が2着なら2000万となり、ほぼ出走は可能だと思います。ただ、400万の組が2着の場合は1500万ということになりますので正直、出走は厳しいかなという現状です。その後にギベオンがNHKマイルCで賞金を加算する可能性もありますしね。

 ということで、話を青葉賞に戻しましょう。関西馬は池江厩舎のシルヴァンシャー(牡、父ディープインパクト)が痛恨の除外となり、計8頭になるんですが、4頭がディープ産駒なんですよね。シルヴァンシャーも入れると、半分以上がディープという可能性もあった。で、このディープ産駒たち、取材の過程で軒並み、「まだ緩さが残っている」「伸びしろ」って言葉を聞くんですよ。素質は秘めていながら、まだ成長曲線の緩やかな馬たちが集まったという印象ですよね。

 矢作厩舎のディープインラヴ(牡、父ディープインパクト)は追い切り直後、「弾け切れなかった」と安藤助手のトーンは少し慎重だったんです。ただ、追い切り後の獣医さんの診断を受けた翌日はトーンが少し上がったように感じました。どうしても全兄のディープブリランテに比べられるとは思うんですが、「そこまでのインパクトはさすがに…」とのこと。ただ、ブリランテもダービーを制したとはいえ、結果的には故障してしまいましたが、調教していた3歳秋に「良くなってきたな」と感じたようなんですよね。つまりは遅咲きの血筋ってこと。現状でどこまでやれるか、今後の試金石になると思っています。

 音無厩舎のダノンマジェスティ(牡、父ディープインパクト)は前走時に続き、内田Jが2週連続で栗東に駆けつけ、調教に騎乗しました。前走の大寒桜賞。内田Jと手が合ったことも大きいんですが、前走時からハミをトライアビットに換えたことも大きかった様子。「前走でようやくまともに走れたからね。今回もそうなるかは知らんが、能力は高いと思う」と音無調教師は慎重な言い回しを交えながらも、期待感が伝わります。あとは友道厩舎のスーパーフェザー(牡、父ディープインパクト)かな。友道調教師は「まだまだ緩いよ」と前置きしつつも、「前走時から攻め馬で動くようになってきた」とかなりの成長を感じているようです。もともと、成長曲線が緩やかなタイプという見立てで、当面の目標をダービーに置いていた素質馬。本番の舞台へ駒を進めることができるのでしょうか。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

京都6R・6イエローマリンバ(前走の勝ちっぷりが優秀だが、もともと、デビュー前から厩舎の期待馬。中間の攻め馬強化に成長を感じる)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都1R・13ワンモアバイト(「馬を少し気にする面がある。外枠でスムーズなら」と安藤助手。ダートに戻っての一変!)

京都12R・10ペプチドアルマ(今京都開催はダートも先行一辺倒ではない。脚はあるので、さばきひとつで突っ込む)

新潟5R・2タイセイトレンディ(前走からの距離短縮は魅力。上積み加えた2走目は単勝勝負)

新潟12R・3ライトオブピース(初勝利の内容が優秀だった。しまいの生きるコースで差し込む)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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