母譲りの芦毛(美浦)

 こんばんは、川上です。本日は香港からのパッチパチ。では、いってみましょう。

 朝は雨にも降られましたが、この時期の香港、シャツ一枚でもとにかく暑い。街を散策するだけでも、汗はダラダラ。20F超えなのに片道切符のエレベーターしかない名物的なマンション(!?)もありまして、ひとたび降りてしまったら、その後の移動は全て階段。上り下りなんかしようものなら、汗ダラダラ…。最近は不摂生がたたっているワタクシですが、少し痩せたかな?と思えるほど、いい運動になりました…。

 というわけで、あまり書きすぎるとボロが出そうなので、競馬の話へ行きましょうか(笑い)

 

 明日29日の国内競馬は天皇賞・春が注目ですが、東京開催も見所十分のレースが多数。特に5Rの3歳未勝利戦は、前日夜段階でのオッズの拮抗ぶりを見ても、国枝厩舎のタンタフエルサ(牡、父ディープインパクト)VS堀厩舎のステラーインパクト(牝、父ディープインパクト)の対決は要チェックです。同じ父を持つ血統馬同士。他に実力確かな馬もそろって混戦模様な気もしていますが、初勝利をあげるのはどの馬でしょうか。

 あと、メインのスイートピーSも混戦模様。関東馬では、勝負駆けムードも漂っているミュージアムヒル(牝、父ハーツクライ)(古賀慎厩舎)に、ゴージャスランチ(牝、父マンハッタンカフェ)(鹿戸厩舎)などが挑む構図でしょうか。ミュージアムヒルは、前走でようやく2着続きにピリオドを打ちましたが、過去に敗れてきた相手も悪かった。ゴージャスランチも前走の脚がインパクト大。個人的には、粗削りでも爆発力を秘めるロフティフレーズ(牝、父ロードカナロア)に注目しつつ、の一戦です。

 今日は坂本先輩から日本より情報提供してもらった畠山吉厩舎の2歳馬を少しだけお届けです。25日に美浦に入厩したのは、ハンターテソーロ(牡、父スウェプトオーヴァーボード、母ピアグラス)。「BTCで育成を進めてきて、入厩した。牧場での走りは前進意欲が旺盛で、距離は短めなところになるのかも。芝になるかダートになるかはこれからですね」とトレーナーです。一回目の東京開催でのデビューが視野に入ります。

 それから“速攻系”としてウインレフィナード(牡、父ベーカバド、母タツグレース)も。「小ぶりな馬なので仕上がりは早そう。馬は素直で、気性的にもピリピリするところはないですね」とのことで、こちらは松岡Jとのコンビで、6月3日の東京・芝1400Mでの初陣を見据えているようです。

 あとは師も期待する注目馬、アルママ(牡、父オルフェーヴル、母ホエールキャプチャ)。ホエールキャプチャの初子は、現在ビッグレッドファームで調整中。今日がちょうど誕生日ですね。「2歳のなかではかなりの時計を出している。芦毛でお母さんの色が出ていますが、体は440キロくらい。まだこれから成長していくと思うが、オーナーサイドも力を入れている馬ですからね」とトレーナーも力が入っている様子。こちらは、順調にいけば、夏の北海道でのデビューを目指していく形になりそうです。

 本日はひとまずこのあたりで。ではではまたです!

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