補足します(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日はチョイと忙しめなので、前振りゾーンも簡潔に。昨日の更新分、実は時間がたっぷりあると思って、実にどーでもいい前振りゾーンをのん気に書いていたのですが、その後から大忙し。来週のダービー紙面用の取材などに飛び回り、気がつけば午後5時過ぎ。実は6時からトレセン最寄り駅の草津駅近くで飲み会の予定があったため、移動しないといけません。とはいえ、どうでもいい個人的な愚痴だけでは更新できないと思い、パソコンを持ち込みつつ、移動車の中でパッチパチをしておったのです。

 ところが、こういう時に限って、渋滞もなくて、思ったよりも早い到着。まだ、待ち合わせ時間まで20分ほど時間があります。ということで、今度は駅前のベンチに座ってのパッチパチが始まったのです。何とか滑り込みで6時直前に打ち終わったので、注目のブラヴァスのデビュー情報などをお伝えすることができたのですが、車の中から駅前ベンチに移動してのパッチパチは妙な筋肉を使うためか、疲労感が色濃く残るものでして…。当ブログ、なるべく早く取りかかり、余裕を持っての更新に尽きます。

 ということで、そろそろ本題へ。月曜日からカワカミ記者とのPOG対談を掲載しておりますが、あの対談の中では伝え切れなかった「補足」を思いつくままに書いていきたいと思います。

 まずはランク外の馬について触れた第1回から。昨年もこの対談で持ち出したのが「POGでのディープ産駒」について。今や、全盛期のサンデーサイレンス産駒というぐらい、ディープ産駒がプレミア化している印象ですが、一般的にダービーまでと言われる期間の成果はどうなのか。今年は得意と思っていなかった2歳戦のG1、朝日杯FSをダノンプレミアムが勝ち、いよいよ盤石モードに入るのか、とくじけそうにもなりましたが、桜花賞や皐月賞は2着以内に入らず。正直、今でも競合覚悟で夢を追うよりも、他の種牡馬で同じように美味しいと思える情報であれば、そちらを優先するというスタンスは変わらないと思います。

 あと、今年のクラシック戦線で活躍している厩舎はなるべく避けようっていうのも、何の根拠もないんですが、ドラフトの基本方針。2年連続の同じ厩舎からダービー馬、なんてことはなかなか難しい。地力のある厩舎だけど、今年のクラシック戦線では意外に地味だなっていう厩舎の2歳馬には特に目がいってしまいますよね。もう、これは癖ってヤツです。

 続いては2日目の牝馬編。1位で書いた角居厩舎のエスポワール(牝、父オルフェーヴル、母スカーレット)なんですけど、ホントに音無調教師から何度も聞いたんです。もともと、アドミラブルの馬体にほれ込んだトレーナーですから、好みの馬体ではあると思うんですよ。ただ、アドミラブルは実際に結果も出していますからね。

 あと、矢作厩舎でNausiccaの16(牝、父Frankel)を入れました。実は池江厩舎の5頭を始め、現2歳世代のFrankel産駒って非常に多いんですが、正直、その活躍する傾向や特徴っていうのがなかなかつかみづらい。ということで、原点でもある取材の感触です。新クラブのニューワールドレーシングですが、矢作調教師と代表のタバート氏は旧知の間柄。このタッグにも期待しています。

 最後に取り上げたエアジャメヴーの16(牝、父ロードカナロア)は橋口厩舎からのチョイス。今年のPOG取材会、面白そうな血統の馬が多いなと感じたのが、この橋口厩舎だったのです。例えばシュウジの下になるカストリアの16(牝、父ジャスタウェイ)だったり、レッドサクヤの下になるレガーロブロッサム(牝、父オルフェーヴル、母サクラサク2)だったり、すでに入厩しているアンラッシュ(牝、父ノヴェリスト、母キュンティア)だったり…。本文でも触れましたが、厩舎開業時の馬房から着実に増え、今は20馬房に到達。馬房数の増加=2歳馬の可動域の広がりにつながることは十分にあります。その中で最も感触が良かったのが、最初に書いた馬だったということ。先日、トレーナーに確認した時も「いいですよ」と笑顔で話していました。

 最後に本日の入厩馬。ゲート試験に合格していた角居厩舎のサートゥルナーリア(牡、父ロードカナロア、母シーザリオ)と高野厩舎のアウィルアウェイ(牝、父ジャスタウェイ、母ウィルパワー)が栗東に戻ってきまして、新たに須貝厩舎のレッドエンヴィー(牡、父ジャスタウェイ、母スタイルリスティック)と安田翔厩舎でロードカナロアの全弟になるロードオヒア(牡、父キングカメハメハ、母レディブラッサム)が入ってきたようです。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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