こんにちは、山本です。今週はダービーウィーク。とはいえ、ワタクシの取材活動は変わりません。ダービーの話を聞きながら、2歳馬取材も進めております。ではでは、いってみましょうか♪
さて、昨日のこと。美浦から栗東に“援軍”としてやって来たカワカミ記者を接待するため、通常より早い時間に栗東に到着しました。まぁ、昨日の更新分でワタクシと電話する時間が長いと書いてましたが、確かに今月、何度も何度も聞いた声。しかし、容貌は確実に肥大化しております。そりゃね、一緒に酒を飲みながら、2時間後あたりにはジョッキにロックと思うほどの焼酎を勢いよく注ぎ込んでいるんですから、こんな飲み方してたんじゃ太りますわな。
で、記者の宿泊施設に帰った後にバッタリと出会ってしまったのが、後輩のフェニックスM崎クン。ワタクシが当ブログでM崎クンをフェニックスと書いている理由の一つに、彼は酒が入ると、本当に長~く、長~くなるのです。ホントに不死身な体のようにタフ。で、関西競馬スタッフ最年少の彼は久々に出会った後輩にテンションが上がったんでしょう。まぁ、色々としゃべっているうちに日はとっくに変わり、見渡すと食堂には誰もいない。
ようやく引き揚げたのが午前1時前後で、起床は午前4時半。当然ですが頭痛です。ただ、しっかりと罰はくだるもので、この日は雨予報が出ていたのに、何も雨具をつけずに取材へ行った結果、道中で雨が降ってくること。久々にズブ濡れとなり、寒さで頭痛が吹き飛ぶという週末の体調が心配になるような荒療治でした。
ということで、実は色々とワケあって、なぜかカワカミ君と同乗している車の中から、そろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ情報を中心に見ていきましょう。今日は池江厩舎に2歳馬が一気に3頭入ってきました。まずは全姉にサトノワルキューレを持つサトノバリオス(牡、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン)に、昨年のセレクト1歳セールで2億5000万円がついたダノンチェイサー(牡、父ディープインパクト、母サミター)、さらにはトスアップ(牝、父ジャスタウェイ、母トップライナー2)です。恐らく、まずはゲート練習になると思いますが、また取材しておきます。
さて、本日の取材中にある記者から「角居厩舎の2歳馬がコースで動いたらしい」との声が…。で、角居厩舎の2歳馬とえいば、恐らくサートゥルナーリア(牡、父ロードカナロア、母シーザリオ)しか入っていないはず。と思っていたら、やはりこの馬のことでした。今日の角居厩舎の取材に行った、噂のM崎クンに話を聞くと、「いいスピードがあるし、動きがいい。この時期の2歳にしては素晴らしい。楽しみです。初めてのコースであれだけ動けるのは素質の成せる業でしょう」と酒井助手もトーンが高かったとのこと。MデムーロJが騎乗する阪神2週目の芝マイルに期待が高まります。
続いては須貝厩舎。来週の阪神芝マイルをMデムーロJで予定しているイニティウム(牡、父ハーツクライ、母ゴールデンドックエー)は順調に追い切りを消化。「兄は調教で目立つ馬じゃなかったけど、この馬はちょうどいいくらいに動けているんじゃないか」と須貝調教師は評価しています。一方、同じ時期に入ってきたアドマイヤジャスタ(牡、父ジャスタウェイ、母アドマイヤテレサ)は近日中にも栗東に戻り、阪神最終週の芝1800メートルをルメールJで予定しています。
あとは矢作厩舎には今週、予定通り、ホウオウライジン(牡、父キングカメハメハ、母ガールオンファイア)とメテオスウォーム(牡、父ロードカナロア、母プリモスター)が入ってくるようです。音無厩舎のフランクリン(牡、父ディープインパクト、母ロベルタ)は既報通り、明日の栗東に入ってくる予定。あと、ゲート試験に合格したジョニーズララバイ(牡、父マンハッタンカフェ、母メジロアリス)は一度、放牧に出されますが、中京あたりでの初陣を視野に入れているようです。「(乗った人間の感触が)よさそうだよ」と音無調教師は話していました。
最後に現3歳のインディチャンプの半妹で、今年は高野厩舎にいるアウィルアウェイ(牝、父ジャスタウェイ、母ウィルパワー)は阪神2週目の芝1200メートルを予定しています。「順調です。性格もいいし、今はやると動きすぎそうなので、その点を考えながら調整しています」とのこと。この距離からの初陣になりますが、距離延長にも対応可能という見立てでしたよ。
ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは
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