滑り込め!(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。とにかく暑い、本日の関西地方ですが、そろそろ行ってみましょうか♪

 さて、昨日の取材中。競馬記者の御大、C社のKさんから笑顔で声をかけられました。「ブログ見たぞ。M崎(もちろん、会話の中では本名)のこと書いてたやろ」。確かにフェニックスM崎クンのことは書きましたが、この方は当ブログなどを読んではいないはず。「何で知ってるんですか?」と聞くと、「Yahooに上がっていたからな」とニヤニヤ。

 そうなんです! 実は昨日の夕方も東京の後輩、石野さんから「ブログがYahooに上がってました。もう消えてますが…」とメールをもらったんです。皆さん、ご存じかとは思いますが、Yahooさんのページの競馬ゾーンはスポーツ各紙の各記事を中心に構成されています。当然、各社のHPに載っている記事なのですが、当然、追い切りやレース結果などが中心。こんな個人的なブログなんて取り上げられたことはほとんどないんです。というのに、なぜ今回に限って…、なのです。

 今回なんて前振りに後輩2人と飲みまくった末、酒の悪癖をぼやくという、通常以上にどーでもいい内容。そりゃ、Yahooから当ブログに入った人は、「何じゃこりゃ?」となりますわな。そうそう、書きながら思い出しましたけど、かなり前にもYahooに取り上げられたことがありまして、その時はD社のOクンに子供が産まれたという前振り。なぜに他社の後輩の初子誕生を、Yahoo経由で色々な方に発信しとんねん…。ということで、当ブログはひっそりと日頃のどーでもいいこと、そしてPOG情報をお届けしていく場所。今後もひっそりと見守ってくださいませ。

 ということで、愚痴ってばかりじゃなく、そろそろ本題へ。今年の当ブログ(栗東版)は4月以降、例年にも増して、2歳馬情報を強調したブログを更新してきました。いかがだったでしょうかね? とはいえ、今週は恐らく、多くのPOGでラストウィークのはず。ということで、今日はPOGに絡んでたっぽい3歳馬のお話を思いつくままに多く載せたいと思います。

 まずは京都5R。橋田厩舎のイベリア(牡、父ディープインパクト)は昨春の入厩時から動きがよかったけど、9か月という長い休養が大きな誤算。無事是名馬、を再認識した一頭でした。東京5Rに出走する音無厩舎のシエラネバダ(牡、父ディープインパクト)は当ブログで何度も取り上げた1頭。今まで1勝と物足りない成績ですが、今週の水曜日。担当の橋本助手に話を聞くと、「今回はいいですよ」とやけに感触がいい。これ、音無調教師も生野助手も、なんです。確かに調教でも動いている。距離延長も魅力的な材料でしょうし、何とか期間内に2勝目、とならないですかね。音無厩舎といえば、2歳王者ダノンプラチナの全妹にあたるバディーラの16(牝、父ディープインパクト)はすでに栗東近くまで来ているとのこと。「もう少ししっかりと成長を促してから」(音無調教師)入厩の時期を考えることになりそうです。

 そして、京都のメインは新設重賞の葵S。頭数が多い、多いとは聞いていましたが、まさか賞金900万組の除外頭数が2ケタに及ぶ、というのは想像以上の事態でした。正直、当初は芝の6ハロン重賞なんてどうかと思っていましたが、需要があるんですよね。その抽選を突破した一頭に安田隆厩舎のミッキーワイルド(牡、父ロードカナロア)がいます。このPOG期間中は体質が弱く、なかなか使い込めなかったんです。ようやくの重賞初挑戦が、POG最終週となりました。「前走は勝つには勝ってくれましたが、前に行くよりは、道中はためて、決め脚を生かすような競馬がいいですね。中間はその点を意識した調整をしています」と安田隆調教師。数多く手がけるカナロア産駒の中で、「最もカナロアに似ている」と期待していた一頭ですし、最後の大駆けを期待ですね。

 そうそう、安田隆厩舎の2歳馬でいいますと、叔父に新潟2歳S勝ちのザラストロを持つエスト(牝、父キンシャサノキセキ、母パシオンルージュ)が6月16日のダート1200メートルを予定しています。「現状で硬さを感じるので、まずはこの条件からいきます」とトレーナー。また、ダノンメジャーを兄に持つサンサルドス(牡、父オルフェーヴル、母ヴィヤダーナ)は阪神の最終週芝1800メートルを予定しているとのこと。あと、サトノボヌール(牝、父ロードカナロア、母スターダムバウンド)も順調に調整中。「上は気の悪い馬が多いようでしたけど、この馬は現時点ではおとなしいですね」と安田隆調教師は話します。安田隆ブランドの結晶といえるカレンモエ(牝、父ロードカナロア、母カレンチャン)は「ちょっと大人しいみたいなんですよね」とのことで、まだ北海道の牧場で育成を続けています。

 あと、実績馬のPOG人気組としては、藤岡厩舎のアンヴァル(牝、父ロードカナロア)でしょうか。前走の桜花賞後、血統的に“適距離”と思えるここへの投入を即決しました。「1度乗せていただいた時がいい内容でした。その後のレースを見ても、この距離が一番合いそう。(6ハロンの)3連勝の内容を見ると、ここでもという気持ちはあります」と4戦ぶりに手綱を執る藤岡康Jも力が入っていました。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

京都8R・13アドマイヤアルパマ(実はこのレース、河内調教師に「今度は面白いぞ」と推奨された5メイショウタチマチがいたが、須貝調教師が「ヤマタケ向きやろ」と中穴候補としてプッシュしてくれた同馬を推奨。久々を苦にせず、休養前も好内容の競馬続き。3連複か3連単、13と5の2頭流しかな)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

京都5R・13ブレークテーラー(何と2走連続で手綱を引っ張る不利に遭った。相手は結構骨っぽいが、スムーズなら十分に太刀打ちできる)

京都9R・14メイショウエイコウ(前回は内の先行馬が上位を独占。外めの後方からよく差を詰めた方だろう。見直し必須)

東京6R・11ハウリング(「前走は出遅れなければ…。このクラスでも勝ち負けできる力があります」と谷口助手)

東京11R・12スマートダンディー(休養前の勝ちっぷりが圧巻。しっかりと仕上がり、力を出せる仕上がり)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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