早くから(美浦)

 こんにちは、川上です。本日はJRA本部よりパッチパチ。昨日24日に枠順が確定して、いよいよダービーが迫って参りました。

 が、今週は競馬以外のスポーツ界でもなかなか激動の1週間だったようで。サッカーW杯が近付いて来たのはもちろん、皆さんもご存じ、アメフト問題がかなり大騒ぎになっている。その内容等をこのブログで今さら書こうとは思いませんが、「井●コーチ」がトレンドワードになっているようでして。 このブログ上ではあまり触れられないようなものですが、なかなか衝撃的な内容で…(笑い)。 先日の栗東出張中にはヤマタケ先輩とも車中で「スポーツ紙的には、井●コーチで一面でドッカンとやっても面白かったんじゃないか」というような話しをしておりましたが、どうなんでしょうか。まあ、こんなくだらない話をするのが失礼なくらい、今回のタックル騒動は悪質なもの。そう簡単には、一件落着とはいかなそうですよね…。

 さて、日曜はもちろんダービーですが、その前に明日は新設重賞の葵Sが京都メインで行われます。こちら、春のG1シーズンの狭間の3歳短距離重賞で、1600メートルでは少し長い…など、スピード自慢の馬たちには、当方が思っていた以上に需要があって。美浦トレセンでの取材でも、年明け早々から春先にかけて、「この春はそこをひとつの目標にやっていきたい」という話をとにかくよく聞いた印象です。

 明日の紙面コラムでも書いているんですが、マドモアゼル(牝、父ブラックタイド)(斎藤誠厩舎)なんかは、まさにそんなタイプ。直線に坂のない平坦コースに良績があり、陣営も中2週での再遠征でも期待十分です。馬券的にも面白いのでは?と思っていますが、果たして。いずれにしても、牡馬牝馬入り交じっての6ハロン戦は、来年以降のこのレースの価値をはかる上でも、見所十分の一戦になりそうです。

 というわけで、次の2歳世代の話も少しいきましょう。中川厩舎では、レッドパラス(牝、父クロフネ、母レッドソンブレロ)が明日26日に入厩予定。まずはゲート試験合格に向けて、調整を進めていきます。こちら、“スカーレット一族”にあたる血統馬ですし、オーナーサイドもデビューに向けて期待しているようですよ!

 それから、鹿戸厩舎では、先日のドラフト対談でドンヒューズ(牡、父ヘニーヒューズ、ヒアーズトウショウ)を取り上げましたが、早めのクチではグラナタス(牡、父ロードカナロア、母ガーネットチャーム)が予定を前倒しする形で6月9日東京の芝1400Mに福永Jで出走が決定。ここまでの動きも良く、鹿戸先生も「初戦からやってくれると思う」と相当期待していますし、初陣Vへ視界良好といった感じ。あと、手塚厩舎では先週書き忘れてましたが、ニシノコトダマ(牡、父ヘニーヒューズ、母ニシノミラクル)も“速攻系”でしょうか。こちら、現状では各馬殺到で出走権確保に激戦が予想される6月東京3週目のダート1400メートルに、石川Jでの出走を視野。動きも上々で、「うちの厩舎はヘニーヒューズ産駒は失敗しないからね(笑い)」と手塚調教師も楽しみにしていましたよ。

 本日はこのあたりで。ではではまたです!

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