開幕です(美浦)

 こんにちは、川上です。本日は会社よりパッチパチ。ではいきましょう!

 さて、我々競馬記者の1年の始まりと終わりはダービーデーと言っても過言ではない。今週の安田記念、今月末の宝塚記念と上半期のG1もふたつ残しますが、ダービーデーの取材終わりはやはり、一区切りという雰囲気が漂います。が、裏を返せばそこから新シーズンがスタートするわけで、特にドラフトを控えたPOGファンには気が気じゃない1週間になるわけです(笑い) 同僚はもちろん、テレビ関係、週刊誌関係、果ては大学時代の友人まで、今週はとにかく各方面の知り合いから、メールやライン、電話で「どの馬がいいの?」「穴馬教えて!」など連絡がヒッキリナシ。自分のドラフトも含めて、ダービー前の1週間よりむしろ緊張感が漂っていたような…(笑い) 私がこっそりオススメした某馬をドラフトで先に取られて凹んでいた、とある先輩の姿も印象的です…。。先日のヤマタケ先輩との対談のなかでも有力馬の早期始動が増えてきたという趣旨の話をした覚えがあるんですが、指名する側も、1週目、2週目あたりの早めの始動を見込める馬を取る人がなんだか増えてきたような。ライバルに差をつける!?意味でも、早めの馬は魅力的なのかもしれませんね。

 んで、ちょっと宣伝チックになってしまうんですが、報知のホームページ上にある「馬トク」でももちろん今年も「POGグランプリ」が行われます! 今年はトータルポイント賞と指名者数ウェートポイント賞の2本立てでございます。豪華賞品もあるんだとか。ふるってご参加頂ければ幸いです!

 というわけで、メイクデビュー開幕週の東京は土曜がマイル1鞍、日曜がマイルと1400メートルです。土曜5R(牝馬限定)は、クイーンズテイスト(牝、父キングカメハメハ、母セコンドピアット)(菊沢厩舎)に、ジョディー(牝、父ダイワメジャー、母ミスティーク2)あたりが東の注目株。クイーンズテイストは母が新馬勝ちで、半姉のトロワゼトワル(父ロードカナロア)もデビュー勝ち。その血統らしく、トレセンでの動きも上々で、初戦から楽しみな感じ。「初戦はもちろん、先々まで楽しみにしている」と菊沢調教師でPOG的にも面白いかもしれません。ジョディーは、昨年デビューから2連勝を飾ったレーツェル(父マンハッタンカフェ)の半妹にあたりますね。思えば、「前向きな気性で、仕上がりの早いタイプ」と戸田調教師も早めから期待を寄せていた一頭。こちらは減量騎手で52キロも魅力です。あとは、ナーゲルリング(牝、父レッドスパーダ、母トシザコジーン)は新種牡馬レッドスパーダの出走第1号。柴田大Jを背に3週連続で古馬と併せ馬をしており、セール出身らしく素軽い動き。いきなり産駒の初白星もあるかもしれませんね。あと、青木厩舎が送り込むウインゼノビア(牝、父スクリーンヒーロー、母ゴシップクイーン)も、トレセンでの前評判はなかなか高い感じですよ。

 日曜のマイル戦には、オーナーサイドもスタートダッシュへかなり期待が入っている様子のグランアレグリア(牝、父ディープインパクト、母タピッツフライ)が、土曜の牝馬限定マイルではなく、こちらでルメールJを配して勝負気配。各メディアで結構大きく取り上げられているので藤沢和先生の期待のほどなどは割愛しますが、先々まで注目の一頭でしょう!

 というわけで今日はひとまずこのあたりで。ではではまた。

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