区切りの時に(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は久々にやって来ました、阪神競馬場からのパッチパチでございます。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今週はタレントの清水国明さんが67歳の4度目の結婚、しかも奥さんが妊娠中というニュースを目にしました。いや~、67歳っていう高齢で結婚、しかもパパになるっていうのはすごいな、と驚きしかありません。40歳を超えてなお、結婚となると尻込みするような面がある我が身に置き換えてみると、妙な情けなさを感じつつ…、なんて思っていると、昨日は何とプロ野球、ソフトバンクの王会長が78歳で再婚されたという。野球担当時代、少しだけですが取材したことがあり、その人柄の素晴らしさに接したことはありましたが、60歳を超えてからもなお恋愛ができるって、素直にすごいなと思った次第でして…。

 まぁ、この年齢でも結婚という話になると色々考えると先ほど書きましたが、昔と変わらず、基本的に女性は大好き。ただですよ、もしも独身生活がずっと続いたとすれば、こんな感覚がいつまで続くんだろうとチョイと思ったりするのです。例えば、メッチャ彼女が欲しい55歳なんて、周りからみればかなり引くところがあるでしょ、多分。最近は先輩だけでなく、D社のOクンなどの露骨なイジリも多いですし、我が身の今後を案じている今日この頃であります。それにしても、王さんの「男は一人じゃ何もできない」という言葉は重い…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬が中心、ですね。

 まずは東京。5、6Rと立て続けに関西から有力馬が参戦します。5Rが中内田厩舎のダノンファンタジー(牝、父ディープインパクト、母ライフフォーセール)、6Rが浅見厩舎のアカネサス(牝、父ロードカナロア、母クィーンズバーン)です。6Rのアカネサスは中間、安田記念出走のサングレーザーに先着する動きで注目を集めています。5Rのダノンに関しては、ダノンプレミアムを思い出させる中内田厩舎+川田J+ディープインパクト産駒+ダノックス。その動きも実に軽快のようで、「しっかり動けています。初戦から楽しみです」と猿橋助手は確かな手応えをつかんでいるようです。

 続いては阪神。まずは昨日、高野厩舎のピースプレイヤー(牡、父Declaration of War)について、1日早く載せてしまっていたようで、申し訳ございません。で、この芝1400メートルは情報的に面白そうなのは寺島厩舎のシングルアップ(牡、父キンシャサノキセキ、母ラフアップ)かな。ここまでの乗り込み量は非常に豊富ですし、寺島調教師は「ゲートもスッと受かって、しっかりと乗り込めました。2週前あたりからいい馬体になってきましたし、攻め馬でもしっかり動けている。初戦向きかもしれません」と手応えをつかんでいるようでした。

 あとは橋口厩舎の血統馬、アンラッシュ(牝、父ノヴェリスト、母キュンティア)ですね。坂路を中心に動きの良さが目を引く存在であることは、皆さんもご存じの通り。特に速い追い切りを行うようになってからの良化度が顕著だといいます。「厩舎の人間はオディールにそっくりだというんです」とは橋口調教師。そう、厩舎の人間は父・弘次郎厩舎からの流れをくんでいる方が多く、姉のオディールだけでなく、母のキュンティアのことも知り尽くしている。父子2代にわたる、ゆかりの血統馬ということなんです。

 さらに、橋口調教師はこんなことを教えてくれました。「オディールはキュンティアが産んだ最初の子供なんですけど、この馬は最後の子になりそうなんです。この馬の後にも種付けは行ったようなんですが、(種が)つかなかったみたいで…」。よくよく考えてみると、キュンティアが2着だった阪神3歳牝馬S(懐かしい響き…)が行われていた頃、ワタクシはまだ学生だったんだから、キュンティアも結構、いい歳なのか…。最後の子供の活躍をしっかりと見届けてほしいですね。

 ということで、ここからは橋口厩舎の2歳馬情報を。まずは来週の東京芝1800メートルを武豊Jでデビュー予定なのがダノンシティ(牡、父Medaglia dOro、母シティトゥシティ)ですね。こちらは今週の追い切りに武豊Jが騎乗したのですが、「「すごい、いい動き。走りそう」とかなりの好感触だったとか。橋口調教師も手応えを深めたようで、「折り合いもすぐにつくし、追ってからがすごくいいので、デビュー戦に東京を選びました。跳びも大きくて、柔らかいですね」と歯切れのいい口調でした。

 さて、厩舎では他にも4頭の2歳馬が調整を続けています。中でも早めの始動を見込んでいるのがエールヴォア(牝、父ヴィクトワールピサ、母フィーリングトーン)ベストタッチダウン(牡、父タートルボウル、母タッチザピーク)です。叔父にドリームパスポートなどを持つエールは「すごく跳びが大きいけど、パワフルな感じです」と橋口調教師は説明します。一方、兄にピークトラムを持つベストの方は「スピードタイプですね。マイルあたりが合いそう」と口にします。2頭とも牝馬限定を含めて、マイルが2鞍ある中京開幕週あたりを目標に調整を進めていくようです。

 あと、半兄にブラストワンピースを持つヴィクトリアピース(牝、父ヴィクトワールピサ、母ツルマルワンピース)と半兄にシュウジを持つラミエル(牝、父ジャスタウェイ、母カストリア)はゲート試験合格後、一度放牧へ出す可能性もありそう。2頭ともまだ緩いそうなんですが、ヴィクトリアに関しては「走っている格好は4頭の中で1番いいんですけどね」と話していました。あと、今月中にはサトノアイビス(牝、父Bodemeister、母ジェニサ)が栗東に入ってくる予定とのことでした。

 では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

東京6R・3アカネサス(とにかく坂路での調教が圧巻の動き。サングレーザーに先着で注目度は上がってしまったが、新馬では能力が一枚も二枚も上)

 続いては馬券王への道 延長戦でございます。

阪神7R・11イイコトバカリ(前走の行きっぷりに復調気配。降級馬の力信じる)

阪神12R・15ランバージャック(脚元に硬さを感じた前走は最後に無理をせず。着順は度外視。立て直した効果は大きい)

東京12R・6サルサディオーネ(ここも降級馬。展開利も大きそうで)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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