こんにちは、山本です。久々の更新になりますが、今日は栗東からのパッチパチ。いつものように、ノンビリとやっていきましょうか。
さて、今週の初め。大学時代の友人とサシで飲み会を行いました。この友人、大学の入学式で、大分から一人で関西に出てきて、ドギマギしているワタクシに真っ先に声をかけてくれたので、もう四半世紀近い付き合いになります。まぁ、同じ兵庫県内にいる割に、ワタクシが不定期な時間の仕事をしているため、会うのは確か今年初めてだったはず。彼は昔の友人と定期的に会っていることもあり、仲間たちの近況を聞けば、昔話から自然と盛り上がるというものです。日本酒をいいピッチで飲んだ末、２件目では結構な感じで出来上がってしまって…。
まぁ、そんな話はさておき、周りから「変わった仕事をしている」と思われるのも困ったモノです。実は今年のゴールデンウィーク。東京で働いている友人が帰ってきて、気の置けない４人で飲み会を開いたらしいのです。ただ、世間が休みって日こそ、ワタクシが忙しいだろうと思い、連絡を控えていた、と。けどね、実はその日、ワタクシも休みだったんですよ。しかも、ゴールデンウィークってことで、人が多そうな場所に出るのも面倒臭くて、家に引きこもっていたんですよ。一声かけてくれれば…、と言いたかったけど、実際に誘いが来た時は９割以上、「すまん、その日は栗東で…」なんだよなぁ。
ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からナマ情報を中心に見ていきましょう。
まずは朝の調教が始まる前、スタンドへ向かう時に坂口調教師とバッタリ。話題は先週の新馬で取り消しとなったリネンリボン（牝、父キンシャサノキセキ）のことになりました。「前の日まで何もなかったけど、後肢の筋肉痛でね。もう乗っているし、大したことはないんだけど」とのこと。まずは大事に至らず、ホッとした次第。焦らずにしっかりと作るようで、阪神ではなく、中京での仕切り直しとなりそうです。芝の１２００メートルあたりかな。
続いてはスタンドで中竹調教師に話を聞きました。こちらは阪神最終週の芝１８００メートルを予定しているイグナーツ（牡、父ディープインパクト、母ラフアウェイ）が注目なんでしょうが、中竹調教師から「明日、放牧に出します」と聞いて、思わず「えっ！」と返してしまったんです。こちらも後肢を少し痛めたようで、「あくまで無理をする時期でもないので大事を取って」ということなんですが、デビュー予定は一度、白紙になってしまいました。しっかりと立て直し、帰ってきた時に期待ですね。
ただ、このレースには中竹厩舎からブレイキングドーン（牡、父ヴィクトワールピサ、母アグネスサクラ）が参戦することになりそうです。「ダイナミックな走りをする馬で、完成度が高い。中距離が合いそう」と中竹調教師は評価しています。あと、函館２週目の芝１２００メートルを予定している外国産馬、アスターペガサス（牡、父Ｇｉａｎｔｓ Ｃａｕｓｅｗａｙ、母Ｒ Ｈｅａｔ Ｌｉｇｈｔｎｉｎｇ）に関しては「走るよ！」と非常に手応えを感じているようでした。
続いては池江厩舎のお話です。母に愛１０００ギニー勝ち馬を持つダノンチェイサー（牡、父ディープインパクト、母サミター）は先週にゲート試験合格後も、引き続き在厩で調整を続けています。まだ使うレースは未定とのことですが、池江調教師の感触は上々。「いいスピードがありますし、なかなかいいモノを持っている。素質は高そうです。体力的にしっかりしています。体は大きくないけど、幅もあります」とのことで、確かにスタッフの間からも感触のいいコメントが伝わります。
あと、こちらも血統馬のプランドラー（牡、父ディープインパクト、母プラウドスペル）に関しては中京４週目、芝２０００メートルをＭデムーロＪで予定しているとのことです。こちらに関しては、今まで何度も聞いているので、詳しい取材はしなかったんですけど、歯切れのいい口調で「素晴らしい馬。クラシック級です」と。この言葉だけで十分でしょう、という響きでした。あと、サトノワルキューレの全弟でゲート試験には合格したサトノバリオス（牡、父ディープインパクト、母ヒアトゥウィン）は放牧に出され、小倉か新潟のデビューを目指す予定。トスアップ（牝、父ジャスタウェイ、母トップライナー２）はゲート試験合格後、一度放牧で成長を促すようです。
最後に本日、角居厩舎に３頭の２歳馬が入ってきたようです。カンタービレの全弟になるサターン（牡、父ディープインパクト、母シャンロッサ）と、リアオリヴィア（牝、父ディープインパクト、母リアアントニア）、さらにはエルモンストロ（牡、父ルーラーシップ、母ミンティエアー）です。リアオリヴィアはお母さんがブリーダーズＣジュヴェナイルなど米Ｇ１で２着が３回もある馬ですね。ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは
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