注目の一騎打ち(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は遅ればせながら、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、7日の更新分でも書いたように、先週は左手首を縫合されまして、ずっと包帯で患部を巻いていた一週間。この部分を包帯でグルグル巻きにしていると、色々な誤解を受けやすいんです。ああいうことを試みたんじゃないか、と。冗談っぽく、笑顔で「何か悩みあったん?」なんて聞かれる分にはまだいいんですが、中には何も言えずに真顔で患部を見ている人もいたりして…。

 人生で初めて縫われて、昨日で抜糸も完了。やはり、体に糸が通っているというのは違和感を覚えつつ、色々なことに敏感になるものです。たまに、チクッと痛みを感じたりすると、大丈夫かいなと不安になったりする。で、今は患部をガーゼで押さえているんですけど、これを取った時にちゃんと皮膚は元通りなのかってことも少しだけ不安。明後日かな、病院に最終チェックに行く予定なんですが、その時までしばらくドキドキすることになりそうです。

 ということで、久々のPOG情報を進めていきましょう。少し栗東を離れている間に、色々と2歳馬が入ってきていますね。藤岡厩舎ではサンリヴァルの全弟になるヴァンケドミンゴ(牡、父ルーラーシップ、母アンフィルージュ)に、春先に評価が高かったセラピア(牝、父オルフェーヴル、母ララア)が入ってきたようです。

 あと、松永幹厩舎にはロイカバードの全妹になるゲンティアナ(牝、父ディープインパクト、母アゼリ)が入ってきたとのこと。そして、本日はラニの半弟になるゼルク(牡、父Awsome Again、母Heavenly Romance)も入ってきたようです。矢作厩舎には昨日、北海道地震で予定より少し遅れながらスパーブアゲイン(牡、父ジャスタウェイ、母ウェルシュステラ)モズエロイコ(牡、父Declarotion of War、母Wicked Temper)がやって来ましたね。

 池江厩舎にはゲート試験に合格しているリスト(牡、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ)が戻ってきました。これから、デビューへ向けての調整を始めると思います。そして、キスラー(牡、父ディープインパクト、母シャンパンドーロ)も栗東に入ったんですが、すでに本日のゲート試験に合格していました。これは早い。今後が楽しみです。音無厩舎にはピノクル(牡、父キングカメハメハ、母ピンクカメオ)が入っていましたね。あと、本日の栗東には藤原英厩舎のディープサドラーズ(牡、父ディープインパクト、母メイキアシー)が戻ってきました。こちらはゲート試験に合格していたから、これから徐々にピッチを上げていくと思います。

 さて、明日の競馬から。阪神5Rは当初の見立て通り、一騎打ちムードです。ビーチサンバ(牝、父クロフネ、母フサイチエアデール)は友道調教師や大江助手から何度も聞いている通り、クロフネ産駒でイメージしがちな重苦しさがなく、身のこなしが軽そうな印象です。大江助手は「今週の本場場(芝コース)での動きがよかった」と手応えを深めていたようです。一方、池江厩舎のオーロトラジェ(牝、父オルフェーヴル、母ミュージカルウェイ)はゲート試験を受けている時から、厩舎の高い評価をお伝えしていた一頭。その評価を維持したまま、デビュー戦を迎えるという感じでしょうか。池江厩舎にとっては、姉だけでなく、父もゆかりの血統馬。デビューVを飾らせたいという思いは強いでしょうね。

 さて、ここで友道厩舎のお話を少々。実は明日の紙面上のコラムにも書いているんですが、少しだけ早くお伝えします。秋の京都開催でデビューを予定している良血2頭についてです。ワールドエースの全弟、ワールドプレミア(牡、父ディープインパクト、母マンデラ)は10月21日の京都芝1800メートルを武豊Jで予定しています。さらに、11月11日の京都芝1800メートルにはマカヒキの全弟になるウーリリ(牡、父ディープインパクト、母ウィキウィキ)がルメールJで予定しているとのこと。そして、その京都開幕週の牝馬限定、芝マイルにランブリングアレー(牝、父ディープインパクト、母ブルーミングアレー)が浜中Jで予定しています。「(ゲート試験合格後の放牧で)だいぶん、良くなっている感じがします」と友道調教師は話していました。あと、来週のデビューを視野に入れていたスパンキーワールド(牡、父ケープブランコ、母スプンキーウーマン)は少しデビューを延期するようです。

 話を明日の競馬に戻しますと、阪神9Rは野路菊S。何と言っても注目は圧巻のデビューVを飾ったヴェロックス(牡、父ジャスタウェイ)なんでしょうが、ライバル2頭も虎視眈々といった感じ。池添学厩舎のカテドラル(牡、父ハーツクライ)は素質馬ぞろいの新馬を快勝しました。「いい感じで馬体に張りも出てきました。プラス10キロ委ぐらいだと思いますが、成長分だと思います。初戦もセンスを感じさせる内容でしたから」とトレーナーは連勝を期待します。一方、松田厩舎のモンテアーサー(牡、父シンボリクリスエス)は札幌で直線一気の差し切り勝ち。「まだ坂路でしかしっかりと追ってないように伸びしろの大きな馬ですが、態勢は整っていると思います」と松田調教師は手応えをつかんでいました。この2厩舎、POG情報も取材したので、週末にまたお伝えします。

 さて、ネット限定「厳選馬」は懲りずに新馬から、阪神5Rの9ビーチサンバを。春先にイチ押し牝馬としてプッシュしてきましたし、期待通りの動きを見せてくれていますから。続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

阪神6R・4サージュミノル(ダッシュが利かずに、ズルッと下がった前走は参考外。先手主張で押し切る)

中山11R・11ドレッドノータス(ここは好カードだが、小回り向きの機動力で対抗できるはず)

 すいません、2鞍のみと少なめです。今日はここまで。また、明日です。ではでは

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル

WindowsPCでInternet Explorer(IE)をご使用中のユーザー様へのお知らせ

お客様が安心して馬トクをご利用頂くため、セキュリティー強化の観点により2019年10月31日でInternet Explorer(IE)での動作サポートを終了致します。
今後は、Google Chrome、Microsoft Edgeでの使用をお願い致します。