メインはどちら?(栗東)

 こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。前回の予告通り、これが今年最後の更新です。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、本日は早朝に栗東から大阪の会社へ移動してきました。実は栗東での仕事は火曜日で終わっていたのですが、火曜夜と水曜夜に栗東で忘年会の「連闘」。こんな強行軍で出社することになったのです。火曜日はいつもお世話になっている矢作厩舎の忘年会。今年も盛大に、そして楽しい時間を過ごさせてもらいました。ホントに矢作調教師には当ブログを始め、今年もお世話になりっぱなしです。

 そして、水曜日はトレセンでの巨人ファンの方々による忘年会。これね、今年は幹事の方が過去の巨人に在籍した選手リストを用意してくれて、その中でベストのオーダー、いわゆる「俺たちのベストジャイアンツ」を作ろうっていうゲームを行ったんですが、これがなかなか熱い企画に。10人で行ったんですが、ワタクシのドラ1だった「原辰徳」は競合の末にハズレ。結果的にドラ1を投手に変更し、「江川卓」を獲得したわけです。「1番・緒方」など随所にこだわりを入れながらのオーダー作成。ぶっちゃけ、完成したところで何も勝負できるワケでもなく、その過程をワイワイと騒ぎながら楽しむだけのモノなんですが、まぁ、年の暮れに大いに盛り上がらせていただきました。

 ということで、今年は2回連続で「飲み会」系のネタ締めとなったところで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。騎手リーディングはルメールJが独走状態の1年なんですが、厩舎は最後まで熾烈です。序盤は藤原英厩舎の独走状態だったんですが、徐々に他厩舎が猛追。一気に接戦モードになりました。特に藤原英厩舎を上回るには、あと3勝が必要な矢作厩舎は明日、11頭の攻勢をかけてきます(藤原英厩舎も7頭となかなかのラインアップですが…)。

 その中で注目は5Rの新馬、ディスモーメント(牡、父ディープインパクト、母カホマックス)でしょうかね。入厩当初は「初戦向きではないかも」と慎重なトーンだった矢作調教師ですが、「やるごとに良くなっているし、長い距離が合いそう」と手応えを感じているようでしたね(初戦向きではない、という基本線は変わりませんが)。確かに調教の動きも上々ですし、リーディング争いに弾みをつけてほしいもの。その前に1Rのクラウドスケープ(牡、父ブラックタイド)が勝ち切れるか、が大きく勢いのカギを握りそうな気もするけど…。

 さて、ホープフルSです。栗東では母にシーザリオを持つサートゥルナーリア(牡、父ロードカナロア)一色といった雰囲気ですが、他の陣営も悪くはないんですよ。例えばブレイキングドーン(牡、父ヴィクトワールピサ)は京都2歳Sで2着でしたが、「久々のぶん、勝負どころで鈍かったところはあったが、使って体は締まっている」と福永J。ヴァンドギャルド(牡、父ディープインパクト)は前走の東京スポーツ杯で惜敗の3着でしたが、パドックでひどくイレ込んでいたとのこと。それで、あの3着なんですから、秘めた能力はかなりと考えていいんじゃないでしょうか。あと、ミッキーブラック(牡、父ブラックタイド)に関しては、明日の紙面をご覧くださいませ。

 さて、個人的にはホープフルSより阪神6Rに注目しているんです。大注目の平場になりました。と、まずこのレースの馬柱で気づいたのが、ノーザンF出身の馬が多いこと。13頭中、半分以上の7頭を占めています。今年の6月だったか、ノーザンFの早期活躍馬が目立つと紙面上の「POGマニア」で書きました。で、今年の2歳戦、先週までの生産者別成績を調べてみると、まぁ、1位は1位なんですが、2位の社台ファームに124勝差をつける170勝。3位のビッグレッドファームに至っては、まだ13勝なんです。この「1強」状態にはホント、驚きました。

 中竹厩舎のトーセンカンビーナ(牡、父ディープインパクト)は前走のアイビーSで単勝1倍台の支持を受けながらも5着でした。「初の(長距離)輸送が影響したのかもしれません」と辻野助手。「少しずつ動きはしっかりしていますし、早く500万はクリアしたいですね」と即巻き返しへ力が入っています。

 そして、池江厩舎のサトノルークス(牡、父ディープインパクト)は池江調教師が常に「成長が遅い血統で…」と口にしていましたが、2戦目の勝ちっぷりが非常に優秀でした。「1戦目は踏み遅れたような感じになりましたからね。2戦目でしっかり結果を出してくれました」と振り返ります。確かにデビューから2戦とも優秀な内容だと思いますし、昨日に合った兼武助手も「あの馬、走りますよ」とのこと。ということで、本日のネット限定「厳選馬」はあえてこの超豪華カードから1サトノルークスをプッシュしたいと思います。

 ということで、馬券王への道 延長戦をどうぞ。

阪神3R・10ピノクル(とにかく、しつこく狙います。前走は直線で窮屈な場面あり。距離も合う)

阪神7R・6ロイヤルバローズ(前走は掛かって、差し競馬を演出。十分に見直せる)

阪神8R・3メイショウキョウジ(地方での勝ち方に派手さはないが、本来は芝でこそ。調教もよく動いている)

中山10R・4アンデスクイーン(最近は外枠に泣かされていたが、馬自身の成長は目を引く。ルメールJの手綱さばきに期待)

 今年はここまで。ご愛読ありがとうございました。何かこれ、最終回みたいだな。とにかく、また来年です。ではでは

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