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【凱旋門賞・橋口弘次郎元調教師が占う】重すぎた馬場…フォワ賞4着もサトノダイヤモンドは良馬場なら巻き返せる!

2017年9月12日6時0分  スポーツ報知
  • サトノダイヤモンド(左から3頭目)は直線で伸びずに4着に敗れた

 ◆凱旋門賞・仏G1(10月1日、芝2400メートル・シャンティイ競馬場)

 フランスG1の凱旋門賞(10月1日、シャンティイ競馬場・芝2400メートル)の前哨戦、フォワ賞・G2(10日、同)は、日本から参戦したサトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江厩舎)が4着、サトノノブレス(牡7歳、同)は6着に敗れた。06年ドバイ・シーマCをハーツクライで制し、英国遠征の経験がある橋口弘次郎・元調教師(71)が敗因を分析。3週間後に迫った本番での巻き返しの可能性に迫った。

 昨年の凱旋門賞で、マカヒキが14着と完敗した後、紙面で「全く解せないとしか言いようがない」と書きました。あの時の勝ちタイムは2分23秒61。日本馬に合う軽い馬場だったから、首をひねらざるを得ませんでした。ところが、凱旋門賞と同じ舞台で行われた今回のフォワ賞は2分35秒86。日本の芝2400メートルでは考えられない勝ち時計を見た時、サトノダイヤモンドの敗因は馬場に尽きるとすぐに感じました。

 開業前の海外研修で私はシャンティイ競馬場を訪れました。実際に芝コースを歩くと、常に整備されている日本の馬場と違い、芝は自然そのままに生えている感じで、しかも深かったです。その馬場が水分を含み、よりパワーが必要となれば、巧拙の差が大きく出ます。サトノダイヤモンドやマカヒキのように、ディープインパクトの子供たちが主流となった日本の競走馬たちの武器は走りの“軽さ”。全く未経験と言える馬場はこたえたと思います。

 サトノダイヤモンドは天皇賞・春(3着)以来4か月半ぶりの実戦でした。不向きな馬場に加えて、休養明けの影響はあったでしょう。悪条件が重なり、力負けとは思いません。本番は相手が一気に強くなり、斤量は今回から1・5キロ増えた59・5キロになりますが、みなさんが思うほど悲観しなくていいと思います。フォワ賞でのダメージが残らず、絶好の馬場で走るという条件付きですが、巻き返す可能性は十分にあるとみます。(JRA元調教師)

 【17年フォワ賞VTR】出遅れはなく、全6頭が一斉にスタートを切ったなか、先頭に立ったのはサトノノブレス。続く形でサトノダイヤモンドは2番手からレースを進めた。道中は淡々と流れて、ほぼ一団で迎えた直線で、サトノダイヤモンドは余力十分に見えたが、追い出されても全く伸びず後続に飲み込まれて4着。ハナを切ったサトノノブレスは6着に終わった。勝ったのは3番手からレースを進めたドイツのG1馬チンギスシークレットだった。

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