世界最高総賞金額の米G1・ペガサスワールドCはガンランナーが快勝 引退に花添える

スポーツ報知

 世界最高の賞金総額1600万ドル(約17億6000万円)を誇る第2回ペガサスワールドカップ・米G1(ガルフストリームパーク競馬場・ダート1800メートル=12頭立て)が27日(日本時間28日)に行われ、1番人気のガンランナー(牡5歳、父キャンディライド、米国Sアスムッセン厩舎、Fジェルー騎手騎乗)が快勝。1着賞金700万ドル(約7億7000万円)を手にして、有終の美を飾った。良馬場発表でタイムは1分47秒41。

 好スタートから2番手につけると、4角手前では楽な手応えのまま先頭へ。直線では背後に迫ったウエストコーストに最後まで並ばせず、2馬身半差をつけてゴールを駆け抜けた。さらに10馬身3/4差の3着にはガンネヴェラが入った。

 ガンランナーは昨年のドバイ・ワールドカップでアロゲートの2着に敗れたが、その後はブリーダーズカップ・クラシックを含むG1・4連勝を飾って、25日には昨年のアメリカ年度代表馬に選ばれたばかりだった。この日のレースで連勝を「5」に伸ばした5歳馬は、通算19戦12勝で現役を引退して、今春からケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入りする予定。初年度の種付け料は7万ドル(約770万円)に設定されている。

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