【香港クイーンエリザベス2世C】日本のアルアインは5着 池江師「気むずかしい面が出てしまったよう」

スポーツ報知
デムーロ騎乗のアルアインは5着に敗れ、渋い表情

◆第44回クイーンエリザベス2世C・G1(29日・芝2000メートル、シャティン競馬場)

 JRAで海外馬券発売された香港G1は、単勝5番人気のパキスタンスター(セン5歳、Aクルーズ厩舎、ビュイック騎手)が直線で抜け出し、後続に3馬身差をつける圧勝で、昨年2着の雪辱を果たした。2着は7番人気のゴールドマウント(サナ騎手)で地元香港のAクルーズ厩舎のワンツー決着。3着は6番人気のイーグルウェイ(Jムーア厩舎、プレブル騎手)が入った。3連単は20万9530円の波乱となった。

 香港ダービー馬で1番人気を集めたピンハイスターは4着。日本から挑戦したアルアインは5着、ダンビュライトは7着に敗れた。3頭出しのAクルーズ厩舎で2番人気を集め、逃げたタイムワープは最下位の8着に沈んだ。

 池江調教師(アルアイン=5着)「前残りの競馬が続いていたので、3、4番手につけるというのは作戦通りでした。ジョッキーによると、4コーナーで競馬をやめるようなしぐさをしたとのことで、香港に来てから調教でも見せていましたが、気むずかしい面が出てしまったようです。調教内容を見直して根本的に直していきたいと思います。今日もダンビュライト陣営に色々気遣ってもらい、無事にレースを終えられました。ダンビュライト陣営には感謝しています」

 Cデムーロ騎手(アルアイン=5着)「先行するというのは作戦通りで、そこまでは完璧でした。ただ、前に取り付くところで気むずかしい面を見せました。ブリンカーを付けた方がいいかもしれません」

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