【U23】手倉森監督、カズに情報聞きに行ったらOAアピール受けた

2016年2月10日6時0分  スポーツ報知

 リオデジャネイロ五輪出場を決めたU―23日本代表の手倉森誠監督(48)は9日、宮崎市内で横浜C―C大阪の練習試合を視察した。15歳から単身でブラジルに渡り、名門サントスなどに在籍した元日本代表FW三浦知良(48)から現地の情報を収集。事前合宿地選びや本大会での過ごし方など“カズの教え”を最大限に生かす構えだ。

 手倉森監督が“カズ詣で”で6日間のキャンプ行脚を締めくくった。当初は別会場を視察する予定だったが、前日(8日)夜に急きょ変更。「日本とブラジルの懸け橋になった人。話を聞きたい」とブラジルを“第二の母国”とするカズから金言を授かるため、車を走らせた。

 C大阪戦のハーフタイム。ガッチリと握手を交わした2人の話題は、おのずとブラジルへと及んだ。7月21日から予定する事前合宿の候補地に挙がるサンパウロ州のサントス市について、カズは「施設も整っているし、環境は抜群。落ち着いてやるには良いところ」とアドバイス。何度もうなずきながら聞き入った手倉森監督は「ブラジルW杯の時もそうだったが、リオ五輪も何か感じるものがあるのでしょう。日本人でブラジルを意識できるのはカズさんとラモスさんくらい。今後も協力を仰いでいきたい」と1学年上のキングに協力を要請した。事前合宿地については「いろいろな人から情報を仕入れている段階。ジーコからは(エスピリトサント州の)ヴィトーリア市を薦められている。議論を重ねていきたい」と明かした。

 昨年10月から右でん部の痛みで戦列を離れていたカズは、この日実戦復帰し45分間プレー。「いつでも呼んでください」と敬礼ポーズでオーバーエージ枠も猛アピールした。間近で見つめた指揮官は「ボールも収まるし、何より意欲が素晴らしい」と目を細めた。

 1月31日の帰国後、わずかな休養でキャンプ地を巡った。10日には各年代のコーチングスタッフ会議に出席し、3月下旬の海外遠征などについて協議する予定。近日中には元日本代表監督の岡田武史氏(59)と都内で会食も行う。「実際に足を動かさないと何も起こらない。本大会までできることは全てしたい」。48年ぶりのメダルに向け、最善の準備を重ねていく。(田中 雄己)

 ◆手倉森監督のキャンプ行脚

 ▽4日 宮崎入りし鹿島―千葉戦を視察。12年ロンドン五輪で4強入りした千葉の関塚隆監督(55)から「人を代えながらの戦いは本大会でも通用する」と太鼓判。

 ▽5日 徳島―宮崎産経大戦を視察。なでしこジャパンのリオ五輪アジア最終予選(大阪)の応援に駆けつけることを明かした。

 ▽6日 大宮―金沢戦後に千葉―FC今治戦を視察。FC今治オーナーで元日本代表監督の岡田武史氏と食事の約束を取り付けた。

 ▽7日 G大阪―甲府戦を視察。リオ五輪アジア最終予選を発熱で一時離脱したMF井手口陽介(19)を中心にチェックした。

 ▽8日 古巣・仙台と群馬の練習試合を視察。高千穂神社では「おみくじは大吉。やることなすことうまくいくと書かれていた」と吉兆に大喜び。

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