【U23】リオへ異例の壮行試合なし…選手の見極め優先

2016年2月11日6時0分  スポーツ報知

 リオデジャネイロ五輪出場を決めたU―23(23歳以下)日本代表が、壮行試合なしで悲願のメダル奪取に挑むことになった。スタッフ会議が10日、東京都内で開かれ、8月の本大会に向けた強化日程などを確認。6月下旬の国際親善試合(日時、相手など未定)が国内最終戦となった。五輪メンバー18人の発表は、大会1か月前の7月上旬を予定。ベストメンバーで壮行試合を戦うことなく、手倉森ジャパンは7月21日から事前合宿(ブラジル国内)に出発する。

 異例の強化日程で、手倉森ジャパンは48年ぶりのメダルを目指す。この日、各年代のコーチングスタッフ会議で、U―23日本代表の年間スケジュールを調整。日本協会の霜田正浩技術委員長(49)は「国内ラストゲームは6月下旬に行う。だが、本大会は2か月も先だし、その段階でメンバー発表はできない。国内最後というだけ。壮行試合とは言えない」と明かした。

 過去の五輪代表はメンバー発表後、壮行試合を国内での最終調整としてきた。だが、霜田委員長は「相手があることだし、7月は(代表に選手の拘束力がある)国際Aマッチデーも設定されていない。Jリーグの合間も平日だけだし、難しい」と説明した。相手は本大会出場チームを優先して調整中だが、本大会に近づくほど、ブラジルから遠く離れた日本には来たがらない。7月開催はJとの過密日程にもつながる。

 7月上旬予定のメンバー発表を早めれば、6月下旬の国際親善試合を壮行試合として開催できる。しかし、メンバー登録の期限は本大会の約1か月前で、ギリギリまで選手の好不調を見極める方針を優先した。ブラジル入りを遅らせ、7月下旬に壮行試合を組む選択肢もあるが、日本と異なる気候や時差などに順応する十分な時間を確保するため、7月21日の現地入りを重視。手倉森誠監督(48)も「食事や気温など日本とは何もかも違う。まずは、環境に慣れるのが大切だ」と約2週間に及ぶ事前合宿を優先させた。

 壮行試合なしという異例の日程で本大会に挑む日本。凶と出るか吉と出るか、結果で答えを出すしかない。

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