マウスピース効果でけが激減、FW小林アフガン戦先発も

2016年3月22日6時0分  スポーツ報知

 サッカー日本代表は21日、2018年ロシアW杯アジア2次予選の残り2試合に向けて、埼玉県内で一部の海外組を除く21人で合宿を開始した。J1首位の川崎で3得点と躍動するFW小林悠(28)は、22日に合流するFW本田圭佑(29)=ACミラン=の体調次第では24日のアフガニスタン戦での先発のチャンスがある。過去3回負傷で代表辞退や離脱を経験した苦労人は、マウスピースを使用するなどで大きなけがも減少。代表3試合目での初得点を狙う。

 代表の練習着を来てグラウンドを走ることが何よりうれしい。ウォーミングアップでボール回しをする小林の目は輝いていた。「楽しくやれました」。出場機会のなかった昨年1月のアジア杯(オーストラリア)以来となる代表招集。Jリーグで開幕から3得点と好調で、バヒド・ハリルホジッチ監督(63)体制では初参加となった。

 小林には不運なイメージがつきまとう。裏への抜け出しのうまさと得点力は歴代の代表監督からも高い評価を受けてきた。だが、けがが多く、ザッケローニ元監督、アギーレ前監督、ハリルホジッチ監督と3人の指揮官のもとで計3回、代表辞退と離脱を経験。今月17日の代表発表直後もインフルエンザにかかり、ヒヤリとしたが、無事に初日から参加した。

 どうしたらけがを防げるのか。様々なことを試し、効果を実感したのがマウスピースだ。川崎のトレーナーの助言で昨季途中から、下の歯にはめるようになった。「それ以来肉離れがなくなった。下の歯なので声も出しやすい」。かみ合わせが良くなったことで体のバランスが向上。肉離れの恐怖から解放された。

 3トップの右でライバルとなるFW本田は22日に合流する。ハリル監督は体調面を考慮してアフガニスタン戦は起用しない考えも示唆しており、小林が先発する可能性は十分にある。出場すれば14年10月の親善試合ブラジル戦以来、代表3試合目。「試合に出たいという気持ちを強く持ってやる。FWである以上は貪欲に得点を狙う」。代表初得点を叩き込み“ガラスの点取り屋”から卒業する。(斎藤 成俊)

 ◆小林 悠(こばやし・ゆう)1987年9月23日、青森県生まれ。28歳。町田JFCジュニアユース、神奈川・麻布大渕野辺高(現麻布大付高)から拓大に進学後、08年にJ2水戸の特別指定選手でリーグ戦5試合に出場。10年に川崎入り。14年10月に日本代表初選出。J1通算138試合43得点。国際Aマッチ2試合無得点。177センチ、70キロ。

SAMURAI BLUE
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