宇佐美、W杯経験組からの「若手突き上げ不足」に発奮!突き上げの急先鋒目指す

2016年3月28日6時0分  スポーツ報知

 ◆ロシアW杯アジア2次予選 ▽E組 日本―シリア(29日・埼玉スタジアム)

 2次予選E組で首位に立ち、既に最終予選進出を決めている日本代表は27日、埼玉県内で29日のシリア戦に向けて調整した。26日夜には選手だけでのミーティングが行われ、W杯経験組からは、ロシア大会に向けてさらなる若手の突き上げが必要だという議論が噴出。シリア戦で先発濃厚のチーム最年少、FW宇佐美貴史(23)=G大阪=は、FW本田、岡崎、MF香川の“ビッグ3”とのさらなる融合で、突き上げの急先鋒(せんぽう)を目指す。

 誰よりも早く、宇佐美は練習場のピッチに姿を現した。5―0と大勝したアフガニスタン戦は、ハリルホジッチ監督体制下で初めて出場なし。「選手としては、悔しいのは当たり前。出たときにしっかりと自分のプレーを見せたい」と先発が濃厚なシリア戦に向け、気持ちを新たにしていた。

 ハリル監督から「現在の日本において最も高いポテンシャル(潜在能力)を備えた選手」と評価される一方で、フィジカル面の弱さなども指摘されている宇佐美。26日に選手だけで行われた選手ミーティングでは、主将の長谷部や本田らW杯を経験してきた中心選手たちから、このチームが強くなるためにはもっと若手の突き上げが必要だという話も出た。チーム最年少の23歳はハリル・ジャパン13試合でわずか2得点。それだけに常々、「僕らの世代がやらないと」と話すなど、物足りなさは感じている。

 2次予選首位突破がかかるシリア戦は、3トップに右から本田、岡崎、宇佐美、トップ下に香川という布陣が濃厚。「岡ちゃん(岡崎)や、(香川)真司君、(本田)圭佑君と生かし、生かされながらやりたい。(自分が)生かすことを考えてやれば、当たり前に生かしてくれるので」と、長年日本代表の中心を担う3人とうまく連動していくことで、自身の持ち味も引き出されていく試合をイメージした。

 この日、09年にG大阪でプロデビューした当時の監督、西野朗氏が日本サッカー協会の技術委員長に就任した。「一番最初に面倒を見てもらった監督。感慨深いこと」と喜んだ宇佐美。17歳でのプロデビューから、すでに約8年。バイエル(ドイツ)での挫折など、23歳ながら数々の経験を積んできた男が、ハリル・ジャパンをさらに強くする鍵を握っている。(金川 誉)

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