森保ジャパン、19年6月開催の南米選手権へ武者修行

2017年11月15日5時0分  スポーツ報知
  • 南米選手権でアルゼンチン代表・メッシ、ブラジル代表・ネイマールと対戦が期待される久保

 日本サッカー協会が19年6月開催の南米選手権(ブラジル)に、2020年東京五輪男子代表“森保ジャパン”の派遣を検討していることが14日、分かった。招待国として出場を打診されているA代表は同年1月開幕のアジア杯に出場する。国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、選手の大陸別選手権への拘束力は同一年度に1大会のみで、森保一監督(49)率いる五輪世代の出場案が浮上している。

 日本サッカー協会が、東京五輪で1968年メキシコ市五輪の銅メダル以来の表彰台を目指す森保ジャパンに対して“超ウルトラC”の強化策を検討中であることが判明した。関係者は「南米選手権に五輪世代で臨むことを考えているようだ。強化には最高の機会になる」と明かした。

 南米選手権は、原則4年に1回開催される権威ある大会。19年大会は南米サッカー連盟加盟の10か国に加え、招待国6か国の16か国で開催される見込み。既に南米連盟から日本代表に対し、招待国として出場の打診が届いているが、19年は1月にアジア杯(UAE)に出場するため、FIFAの規定で南米選手権には出場できない。そこで浮上したのが、東京五輪を翌年に控える森保ジャパンの派遣案で「せっかくの機会。A代表が不可能なら五輪代表で、との話が出ている。選手が違うので問題はない」と関係者は語った。

 大会に参加するブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなどは南米王者の栄冠をかけてA代表のベストメンバーをそろえて挑む。海外メディアによれば、招待国候補にスペイン、イタリア、フランス、ポルトガルなども挙がっている。

 代表に残っていれば、アルゼンチン代表FWメッシ(30)=バルセロナ=、ブラジル代表FWネイマール(25)=パリSG=ら世界のトップ選手と、FW久保建英(16)=F東京=、小川航基(20)=磐田=らでの構成が予想される若き日本代表が激突。勝利するのは至難の業だが、世界の強豪との真剣勝負は大きな経験だ。日本がこれまでのW杯で1分け3敗と苦手にしている南米勢と“アウェー”で対戦する貴重な機会にもなる。

 日本は、トルシエ監督時代の1999年のパラグアイ大会に出場した。11年アルゼンチン、15年チリ大会にも招集を受けたが、11年は東日本大震災の影響で、15年は日程や選手招集の調整がつかずに参加を断念していた。メダル獲得を狙う森保監督を、日本協会は全力でバックアップすることを約束。南米選手権派遣が実現すれば「かわいい子には旅をさせる」最高の強化策となる。

 ◆日本の99年南米選手権 南米10か国に加え、日本とメキシコが参加してパラグアイで開幕した。1次リーグ(L)A組の初戦でFW呂比須ワグナー、MF三浦淳宏がゴールを決めるも、ペルーに2―3で黒星。第2戦は地元パラグアイに0―4で完敗。最終戦はボリビアと1―1ドローも、勝ち点1で1次L4位となり、敗退した。優勝はFWリバウドとロナウドが5得点ずつ挙げたブラジルだった。

 ◆南米選手権 南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催する南米の代表NO1を決める大会。1916年が第1回で、これまで45回開催され、最多優勝はウルグアイの15回。現在はCONMEBOL加盟の10チームに招待国2チームを合わせた12チームで争っているが、19年ブラジル大会からは招待国を6チームに増やし、16チームとなる予定。4年に1回の開催となることに決まり、23年はエクアドルで開催される。

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