【U21】森保監督、“石橋を叩いて渡る作戦”で連覇目指す
スポーツ報知
◆U23アジア選手権 ▽1次リーグB組第1戦 U21日本―U23パレスチナ(10日、中国・江陰スタジアム)
【江陰(中国)9日=井上信太郎】サッカーU―21日本代表の森保一監督(49)が“石橋を叩いて渡る作戦”で連覇を目指す。10日のU―23パレスチナ代表との初戦を控えた9日、会場の江陰スタジアムで同じB組の3チームの監督と合同会見に臨んだ。他国メディアから「前回大会の王者として臨むが、自信はあるか」と聞かれ「3チームとも特徴があって強いチーム。まずは次のステージに向かえるように最善の準備をしたいです」と控えめに話した。
この超謙虚モードこそ自信の表れだ。下馬評では日本優位だが、相手のパレスチナは2歳上の世代が中心。「A代表の選手や、海外でプレーしている選手もいる。個の能力が高い」と警戒する。特にMF浦田が「(堂安)律みたい」と評するドリブルが武器の右MFが要注意だが、8日からは相手を想定した練習を行って対策を徹底。初の公式戦を前に一分のスキもない。
今大会の主将には、12月のタイ遠征でも中心となったMF神谷を指名し「1戦1戦大事に戦い、(決勝までの)6試合やることを目標にしたい」。万全の対策を施して連覇に挑む。