【U21】森保ジャパン完封発進 大部屋合宿で選手同士の会話増「勝ててよかった」

2018年1月11日6時0分  スポーツ報知

 ◆U23アジア選手権 ▽1次リーグB組第1戦 U21日本1―0 U23パレスチナ(10日、中国・江陰スタジアム)

 【江陰(中国)10日=井上信太郎】U―21日本代表は、U―23パレスチナ代表に1―0で勝利し、白星発進した。前半20分にドリブルで持ち上がったDF板倉滉(20)=仙台=の右足シュートで先制。追加点はならなかったが、以降も主導権は握り続け、森保一監督(49)就任以降、初の公式戦を完封で飾った。次戦は13日にU―23タイ代表と対戦する。

 苦しみながらも大事な初戦で勝ち点3をもぎ取った。終盤はパレスチナにゴールを脅かされながらも完封勝利を収めた森保監督は「どのカテゴリーでも初戦は難しい戦いになるもの。選手たちは最後までトライしてくれたし、勝って終わることができて良かったです」とチームをたたえた。

 森保イズムを実践した先制点だった。前半20分、DFラインから持ち上がった板倉は、MF井上とのワンツーで抜け出すと、ゴール前に侵入。最後は右足でゴール左隅に流し込んだ。「まさか自分が最初に点を取るとは思っていなかった」と森保ジャパンの公式戦1号に驚きを隠さなかった。それでも数的優位をつくるために、DFラインから持ち上がることを要求している指揮官は「あれだけ引かれると、パスだけでは崩せない。よく実践してくれた」と目を細めた。

 今大会は23歳以下のアジアNO1の座を争うが、日本は20年の東京五輪を見据えて21歳以下の代表で出場。初の活動となった12月のタイ遠征のメンバーも23人中8人だけで、新しいチームで臨んだ。そこで協会にリクエストしたのは事前合宿の宿泊地だ。「できるだけ宿泊場所とグラウンドの距離を短くしたいとお願いしました。移動時間も休みに充てたかったので」とグラウンドまで歩いて移動できるJグリーン堺(大阪)に決定した。さらにDF柳が「大部屋での合宿はユース以来」と驚いたように、1部屋に4、5人で生活。選手同士の会話を増やし、急ピッチで森保色を浸透させることに成功した。

 選手たちはオフ明けということもあり、後半はコンディションが落ちるなどまだ万全ではないが、勝利できたのは大きい。「次のタイ戦に向けて最善の準備をしたい」と指揮官。16年大会に続く連覇を狙う森保ジャパンが、手堅くスタートを切った。

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