【U21】森保監督、地元の「世界一裕福な農村」にあやかり天下取る

スポーツ報知
「天下第一村」と書かれた万年筆を手にした森保監督

◆U―23アジア選手権2018 ▽1次リーグB組第3戦 U21日本―U23北朝鮮(16日、中国・江陰スタジアム)

 【江陰(中国)14日=井上信太郎】U―21日本代表の森保一監督(49)が、天下一の村にあやかり“天下取り”を誓った。同市内には「世界一裕福な農村」と呼ばれる華西村(かせいそん)がある。伝え聞いた指揮官は、「行ってみたいですね。私も天下を取れるように頑張ります」と今大会での優勝、そして東京五輪での金メダルへ、決意を新たにした。

 同村は1970年代に設立された小さな金属加工工場が莫大(ばくだい)な利益をもたらし、裕福な村へと成長。平均年収は日本円に換算すると、約1億5000万円にも及ぶという。60年代に1600人だった人口は、今や3万5000人に増加。中国で最も豊かな村と認定されており、「天下第一村」を自称する。

 森保ジャパンも東京五輪での天下取りへ、成長を続けている最中。13日のU―23タイ戦では、丁寧にボールをつなぐサッカーをやり続けた結果、後半45分にDF板倉が2戦連続の決勝弾。2連勝で準々決勝進出を決めた。引き分け以上で1位突破が決まる16日の北朝鮮戦に向け、この日は1時間半の練習を行った。「ベースアップできるように1戦1戦戦いたい」という指揮官の下、まずはアジア一を手に入れる。

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