岡田武史氏、ハリル監督解任前に田嶋会長から相談、決断を後押し

　元日本代表監督で、ＦＣ今治オーナーの岡田武史氏（６１）が１０日、ハリルホジッチ前監督の解任について、日本協会の田嶋幸三会長から電話で相談を受けていたことを明かした。「（解任を告げるために）フランスに飛ぶという切羽詰まった状態で。『会長の専権事項なのでやられたらどうですか』と言いました」と決断を後押ししたという。

　岡田氏はこの日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク―日本ハム戦で始球式に登場。１９９８年フランス大会、２０１０年南アフリカ大会と、ともに“緊急登板”で２度Ｗ杯を率いた名将は、早大の先輩でもある西野新監督に「すごいチームをつくって、結果も残してこられた方。開き直ってベストを尽くすことが大事」とエールを送った。

　午前中には都内で「コカ・コーラ　ＦＩＦＡワールドカップキャンペーンＰＲイベント」に、６月中旬から放映開始の同社ＣＭで共演する女優の綾瀬はるか（３３）とともに出席した。