森保コーチ、A代表を最優先に「常に選手たちの活動は追っている」

スポーツ報知
子供たちとハイタッチする日本代表の森保コーチ(右から2人目、後ろは下田GKコーチ)

 U―21日本代表監督兼日本代表の森保一コーチ(49)が15日、熊本地震復興支援の一環として、熊本・えがお健康スタジアムで行われたサッカー教室に参加した。同代表・下田崇GKコーチ(42)、Jリーグの原博実副理事長(59)らと共に、100人の小学生とボールを通じて交流した。ミニゲームでも積極的に盛り上げた森保コーチは「子供たちが楽しく、一生懸命やっている姿を見て、我々が励ましに来たのに、逆に勇気をもらえたような気がします。熊本の震災から2年たちますけど、日本人の1人として、復興に向けて頑張っている方々に、サッカーを通して、少しでも励ましのエールを送れるように頑張っていきたい」と話した。

 サッカー教室後には、J2熊本対東京Vの一戦も視察。すでにU―21日本代表に招集した東京VのMF井上潮音(20)と渡辺皓太(19)だけでなく、熊本MF米原秀亮(19)のプレーにも目を光らせた。「米原くんは(今季)継続して試合に出ている。招集できるチャンスがあれば、招集したいと思っています」と184センチの長身かつ貴重なレフティーの守備的MFに興味を示した様子だった。

 ロシアW杯まではA代表の活動が最優先。U―21日本代表が参加する5月下旬からのフランス・トゥーロン国際大会は指揮せず、同・横内昭展コーチ(50)に任せる見込みだ。それでも「常に選手たちの活動は追っている。試合に出続けて欲しい」と話し、東京五輪世代の選手たちへメッセージを送っていた。

サッカー

×