【ロシアＷ杯ここに注目】ハリルになくて西野監督新監督にあるもの…人相占いからみた代表監督＆勝敗予想

　ロシアＷ杯の旬な話題を掘り下げる「ここに注目」の第３回は、解任されたハリルホジッチ前監督（６５）と西野朗新監督（６３）の「人相占い」。占い師の国生武嗣氏（５９）が導き出した両者の運勢とは―。

　２人の写真を見るやいなや、国生氏の口から驚きの言葉が飛び出した。「解任のニュースが入る前から、ハリルさんにはなんとなく嫌だなという予感があったんです。後任の監督も候補者の名前を聞いただけで、直感で西野さんだと思いました」

　国生氏が気になったのはハリル氏の顎の下にある線だ。顔を横に３等分した際、髪の生え際から眉が２５歳まで、眉から鼻の下が２５～４５歳、顎から下が４５歳以降の人生を表すという。ハリル氏は顎の下に普通の人にはない横向きに深い線が入っており、これは「今の年齢（６５歳）ぐらいで緊急事態に陥り、八方ふさがりになるという意味です」と指摘。高くてぽんとつけたような鼻は、周りと協調するより我が道を行く独自路線を表しており「勝負師としてはいい顔をしているんだけど、やり方がはっきりしすぎていたのかな…」と分析した。

　一方で西野新監督は顔全体の雰囲気から「一致団結とかチームプレーとか、日本人的なところを重視するタイプ」だという。小ぶりな口やリーダーを務める人に多いハッキリとした法令線など「部下に恵まれ周囲の協力を得られる」とも。４５歳以降の運勢にも恵まれ、きれいな形の耳は「他の意見も聞きながら上手に取り入れて決断できる」と和を重んじる性格を表すという。

　人相占いだけでなく、その人の顔から未来のイメージが見えることもあるという国生氏は、Ｗ杯本番についても予想した。「西野さんは『短期間でよく頑張った』とはなると思うけど、強豪チームに勝っていくのは厳しいんじゃないかな。ハリルさんの方がミラクルは起きたかもしれない。もっと早い段階で（選手の）中心人物をつくれていたらまた違った展開になったかも…」。果たして西野ジャパンはどんな結末を迎えるのか。

　◆国生　武嗣（こくしょう・たけし）鑑定歴２０年。人相占いや手相占いのほか、霊感タロット、四柱推命など占術も豊富。恋愛に関する相談にも定評がある。全国２８店舗で展開され年間１８万人が利用する国内最大級「占いの館千里眼」の京都・寺町本店に在籍。