ロシアW杯後も日本人監督を要望 技術委員会で意見

スポーツ報知
田嶋幸三会長

 日本サッカー協会は23日、新体制になった技術委員会を都内で開き、西野朗監督(63)で挑むロシアW杯(6月14日開幕)後の次期日本代表監督について、引き続き日本人指導者の就任を求める意見などが委員から出された。日本人監督となる場合は成績次第で西野監督の続投、A代表コーチを兼任するU―21日本代表の森保一監督(49)のA代表と五輪代表の兼任監督案などが浮上する。監督人事については次回5月の技術委員会で方針や基準などを議論する。

 会の冒頭では田嶋幸三会長(60)が、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ前監督(65)を解任した経緯を説明。新任の関塚隆技術委員長(57)は「西野監督と選手を一枚岩にして戦える集団になるサポートをすることが任務」と語った。U―21代表で臨む5月開幕のトゥーロン国際大会(フランス)は、A代表コーチとしてロシアW杯に帯同する森保監督の代行として横内昭展コーチ(50)が指揮することも確認された。日本に滞在中のハリル氏はこの日、日本協会に姿を現さなかった。

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