日本サッカー協会、バイエルンと提携を発表

スポーツ報知
3月27日のウクライナ戦 日本代表スターティングメンバー(前列から左から)長谷部、柴崎、長友、山口、酒井高(後列左から)GK・川島、原口、植田、槙野、杉本、本田

 日本サッカー協会(JFA)は7日、ドイツ1部で優勝28回の名門バイエルンとパートナーシップ協定を締結することを発表した。

 日本協会はこれまで、ドイツ、フランス、シンガポール、イラン、南米連盟など21の協会・連盟とパートナーシップを結んでいるが、クラブチームとの協定は初めて。協定期間は2018年4月28日から3年間。今後は指導者およびスタッフの交流、両アカデミーによる親善試合や合宿、ユース育成、グラスルーツ、スポーツ医学などで関係を深めていく。

 バイエルンは、ポーランド代表FWレワンドフスキ、コロンビア代表MFロドリゲス、オランダ代表FWロッベンら世界のスター選手を擁して7日にリーグ6連覇を達成した。過去にはドイツ代表のDF“皇帝”ベッケンバウアー、MFマテウス、GKカーンらが所属していた欧州屈指の強豪。日本協会の田嶋幸三会長は「育成の部分などを学びたいし、すごくいい機会」。バイエルンのルンメニゲ社長は「アジアで最も強力な協会のひとつであるJFAとパートナーシップを締結できたことを誇りに思う。JFAとの協力は、日本での目標を遂行するにあたって重要なステップです」とコメントした。

 ◆バイエルン・ミュンヘン 1900年創立。ブンデスリーガ28回の優勝を誇り、2012~13年シーズンから今季まで6連覇中の名門。欧州CL5回、UEFA杯(現欧州リーグ)1回、欧州カップウィナーズ杯1回、インターコンチネンタル杯(現クラブW杯)3回優勝。本拠地はアリアンツ・アレナ(6万9000人収容)。ユップ・ハインケス監督(72)が今季いっぱい指揮を執り、来季はニコ・コバチ氏(現フランクフルト監督)が就任する。

 ▽日本サッカー協会がパートナーシップ協定を結んでいる協会・連盟

 ・南米 南米連盟。

 ・欧州 イングランド、スペイン、デンマーク、ドイツ、フランス。

 ・アジア 台湾、香港、モンゴル、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、ラオス、インド、イラン、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦、オマーン、カタール、ヨルダン。

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